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海外サッカー

いまだピッチ内外で多大な影響力! メッシが38回目の誕生日に新たな勲章。自身の名前が故郷クラブの本拠地スタンドに命名される

THE DIGEST編集部

2025.06.27

 またスペインのスポーツ紙『MARCA』は、アメリカ・サッカー界におけるメッシのピッチ内外での多大な影響力を改めて強調。「マイアミの人々は彼に夢中だが、MLS全体もその恩恵を受けており、数字がそれを証明している。2024シーズンのMLSは、史上最多となる1146万1409人の観客動員を記録し、前年比で6%増、さらにその前の年との比較では15%増だった」と紹介し、さらにその効果の数々を列挙した。

「メッシがデビューした2023年7月には、『Apple TV』のMLSシーズンパスに30万人が新に加入。これで総加入者数は倍増。また、インテル・マイアミの『背番号10番』は最新データで最も売れたシャツとなり、クラブ全体のグッズ売上は41%増加(2位はルイス・スアレス)。“メッシ効果”は対戦相手にも波及し、インテル戦をホームで開催したクラブは、チケット収入だけで8400万ドル(約121億円)の追加収益を得た」
 
「チケットの平均価格は1700%も上昇し、メッシ加入後の最初のシーズンだけで、リーグの総チケット収入は2億6500万ドル(約382億円)に達した。もちろん、インテルにも多大な恩恵がもたらされ、クラブの評価額は103%増加し、現在では11億9000万ドル(約1700億円)に達している。またSNSでも、メッシ加入後はクラブのフォロワー数は爆発的に増加している」

 メッシの今季の年俸総額は2044万6667ドル(約29億円)に達し、これはMLSにおいて3年連続トップの額であり、またMLS全30クラブのうち21クラブのチーム総年俸額を上回るものであるというが(英国の日刊紙『The Guardian』より)、それでも少ないと思えるほどの働きを見せていると言えるだろう。

 7月23日にはテキサス・オースティンで開催されるMLSオールスターに初めて出場し(昨年も選出されたが負傷欠場)、ここでも最大の目玉選手として祭典に彩りを添えるであろう38歳。進行中のクラブW杯では29日に古巣パリ・サンジェルマンとベスト8入りを懸けて対峙することが決まっており、また来夏のワールドカップでは連覇を懸けて最後の(?)活躍が期待されるなど、メッシはまだまだサッカー界の主役であり続けるようだ。

構成●THE DIGEST編集部
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