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海外サッカー

バレージ、カンナバーロ、ファン・ダイク ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~センターバック編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.06.08

2010年代に活躍した、S・ラモス(右)とキエッリーニ(左)。写真:Alberto LINGRIA,Getty Images

2010年代に活躍した、S・ラモス(右)とキエッリーニ(左)。写真:Alberto LINGRIA,Getty Images

■2010年代
◆セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
 敵のFWに自由を与えないハードマークと、攻守両面におけるここ一番での勝負強さを武器に、マドリーとスペイン代表の最終ラインに君臨。FIFAの年間ベストイレブンには、8度選出されている。

◆チアゴ・シウバ(ブラジル代表)
 CBに必要とされる全能力を高いレベルで備え、ミランで名を揚げたサッカー史上でも屈指の守備者。パリSGで6度の国内リーグ制覇に、セレソンでは19年のコパ・アメリカ優勝にそれぞれ尽力した。

◆ジェラール・ピケ(元スペイン代表)
 10年W杯は2失点、EURO12は1失点と、優勝した2大会で鉄壁を誇ったスペイン代表の守備の要。バルサでも、プジョール退団後はDFリーダーを任され、正確なフィードでビルドアップの起点に。
 
◆ヴァンサン・コンパニ(ベルギー代表)
 特大のポテンシャルを開花させたのは、マンCが初めてCL出場権を獲得した10-11シーズン。以降は怪我に苦しみながらも、出場すれば格の違いを見せつけた。18年W杯ではベルギーの3位躍進に寄与。

◆フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表)
 リバプールの14年ぶりとなる欧州制覇を主軸として支えた18-19シーズンは、UEFA最優秀選手賞をDFとして初受賞。強さ、高さ、速さ、上手さを高次元で備え、「史上最強CB」の呼び声も高い。

◆ジョルジョ・キエッリーニ(イタリア代表)
 1対1の守備に絶対的な強さを誇るイタリア屈指のCB。荒っぽいイメージもあるが、鋭い読みを利したパスカットは一級品だ。在籍15年目のユーベでは、11-12シーズンからのセリエA8連覇に貢献。

構成・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年5月21日号より転載

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