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海外サッカー

マルディーニ、ロベルト・カルロス、ラーム ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~サイドバック編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.06.14

2010年代に活躍した、ラーム(左)とマルセロ(右)。(C)Getty Images

2010年代に活躍した、ラーム(左)とマルセロ(右)。(C)Getty Images

■2010年代

◆フィリップ・ラーム(元ドイツ代表)
 テクニック、スピード、インテリジェンスなどあらゆる能力を高い次元で兼ね備えたSBの理想像。バイエルンとドイツ代表では長年キャプテンを務め、12年にCL、14年にW杯のトロフィーを掲げた。

◆パトリス・エブラ(元フランス代表)
 粘り強いマークとタイミングの良い攻撃参加を持ち味とし、09年にはワールドベスト11にも選出される。マンUで一時代を築き、ユーベでも円熟のパフォーマンスを披露した。昨夏に現役引退を表明。

◆ジョルディ・アルバ(スペイン代表)
 バレンシアで名を揚げて、ユース時代を過ごしたバルサに復帰して以降は世界的な名声を確立。組み立てから崩しに幅広く関与して攻撃にアクセントを付け、とりわけメッシとは阿吽の呼吸を見せる。
 
◆ダニエウ・アウベス(ブラジル代表)
 バルサ、ユーベ、パリSGとメガクラブで圧巻の攻撃力を発揮。19年のコパ・アメリカではMVPに輝くなど、30代後半になってもクオリティーは健在だ。キャリア通算で40個のタイトルは史上最多。

◆マルセロ(ブラジル代表)
 ドリブルやラストパスの質、そして爆発的なスピードは一流のウイング級だ。マドリーでCL3連覇(15 ~ 18年)に輝いた当時は誰もが認める世界ナンバーワンのSBで、14年と18年はW杯ベスト11に。

構成・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年5月21日号より転載
 
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