日刊紙『El Pais』は、「久保の天才的なプレーが、ラ・レアルに勝点３をもたらす」「イマノル監督がベンチに置いていた最も才能ある選手が投入され、唯一のプレーでソシエダを勝利に導いた。前節で姿を消していた久保は、この試合でも大部分をベンチから見守っていたが、最終的にピッチに投入され、一瞬の閃きで試合の流れを変えた。これがスター選手の持つ力だ」と絶賛している。
  　最後にソシエダの地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「久保のような選手が自尊心を傷つけられ、怒りを抱えてピッチに立つと、こういうことが起こりかねない。プライドと才能に満ちた天才的なプレーで、自らの存在を証明し、チームに勝点３をもたらすのだ」「久保は常にそこにいる。決して消えない。ボールを求め、何度でも挑戦する。彼には、日本人特有のきちんとした規律など一切ない。彼は街角の手品師のような存在だ」と、その特質に言及した。

　そして個別評価では、「素晴らしいゴール。ラ・レアルのスター選手のひとり。今や、さらにその存在感が増している」と称賛し、10点満点の採点で「７」を付与したが、「最優秀選手」には同採点でのマルティン・スビメンディを選定している。

構成●THE DIGEST編集部

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