大人げない行動に非難の声が殺到している。
現地8月28日、テニスの全米オープン男子シングルス2回戦で世界ランク76位のカミル・マイクシャク(ポーランド)が同9位のカレン・ハチャノフ(ロシア)をフルセットの末に撃破。勝利後、ファンの少年に帽子をプレゼントしようとしたところ、隣にいた男性がそれを強奪。悪気を見せない態度に海外メディアから批判が上がっている。
観客席で起きた“ある出来事”が話題になっている。ハチャノフとの死闘を制し、ファンのサインに応じていたマイクシャクは被っていた黒いキャップを目の前にいた少年にプレゼント...のはずが、なんと隣にいた黒いTシャツを着た中年男性がそれを無理やり強奪した。少年は「No!それは僕のだよ」と言いたげに右手を伸ばすが、男性はフル無視。そそくさと知り合いの女性のカバンに帽子を隠し入れた。
この不快な瞬間を捉えた動画はSNSを中心に瞬く間に拡散され、ネット上では炎上気味に騒動が巻き起こった。男性の行為は複数の海外メディアでピックアップされ、そのほとんどが苦言を呈している。
例えば欧州のスポーツ専門チャンネル『Eurosport』フランス語版のXは、問題のシーンに丸印をつけて「子どもがマイクシャクから贈られた帽子を盗まれた」とアップ。コメント欄は「ひどい奴だ」「クソ野郎」「誰かこいつを捕まえろ」「本当に腹が立つ」など、男性の身元が割れるほど荒れた。
米紙『New York Post』は「全米オープンで、熱心な少年ファンからマイクシャクの帽子を奪い取った下劣な男に批判殺到」と報じた。ちなみに同メディアによると、この男性はポーランドの民間舗装会社CEOと特定された。
米ニュースメディア『Trendingpolitics News』で司会を務めるコリン・ラグ氏は自身のXに少年が帽子を奪われたシーンをシェア。男性が帽子をバッグに隠したことに呆れ、その行為を強く非難。「このあとマイクシャクはインスタグラムで『この少年を探してくれませんか?』と訴えている」と続報を打った。
この件を把握したマイクシャクはインスタに少年のスクリーンショットを添え、「試合後、僕の帽子を少年が受け取れなかったことに気づかなかったんだ」とコメント。その後、無事に少年が特定され、あらためて帽子を贈ることができたと発表している。
ネット上ではマイクシャクの上品な振る舞いが称賛される一方で、帽子を強奪したポーランドの会社オーナーには誹謗中傷が殺到。同オーナーのSNSのコメント欄はすべて無効化されている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】少年から帽子を“強奪”…大人げない瞬間
【記事】全米オープンの女子試合が大荒れ!敗者オスタペンコが握手後に「品格も教養もない」と勝者タウンゼントを猛批判して大炎上<SMASH>
現地8月28日、テニスの全米オープン男子シングルス2回戦で世界ランク76位のカミル・マイクシャク(ポーランド)が同9位のカレン・ハチャノフ(ロシア)をフルセットの末に撃破。勝利後、ファンの少年に帽子をプレゼントしようとしたところ、隣にいた男性がそれを強奪。悪気を見せない態度に海外メディアから批判が上がっている。
観客席で起きた“ある出来事”が話題になっている。ハチャノフとの死闘を制し、ファンのサインに応じていたマイクシャクは被っていた黒いキャップを目の前にいた少年にプレゼント...のはずが、なんと隣にいた黒いTシャツを着た中年男性がそれを無理やり強奪した。少年は「No!それは僕のだよ」と言いたげに右手を伸ばすが、男性はフル無視。そそくさと知り合いの女性のカバンに帽子を隠し入れた。
この不快な瞬間を捉えた動画はSNSを中心に瞬く間に拡散され、ネット上では炎上気味に騒動が巻き起こった。男性の行為は複数の海外メディアでピックアップされ、そのほとんどが苦言を呈している。
例えば欧州のスポーツ専門チャンネル『Eurosport』フランス語版のXは、問題のシーンに丸印をつけて「子どもがマイクシャクから贈られた帽子を盗まれた」とアップ。コメント欄は「ひどい奴だ」「クソ野郎」「誰かこいつを捕まえろ」「本当に腹が立つ」など、男性の身元が割れるほど荒れた。
米紙『New York Post』は「全米オープンで、熱心な少年ファンからマイクシャクの帽子を奪い取った下劣な男に批判殺到」と報じた。ちなみに同メディアによると、この男性はポーランドの民間舗装会社CEOと特定された。
米ニュースメディア『Trendingpolitics News』で司会を務めるコリン・ラグ氏は自身のXに少年が帽子を奪われたシーンをシェア。男性が帽子をバッグに隠したことに呆れ、その行為を強く非難。「このあとマイクシャクはインスタグラムで『この少年を探してくれませんか?』と訴えている」と続報を打った。
この件を把握したマイクシャクはインスタに少年のスクリーンショットを添え、「試合後、僕の帽子を少年が受け取れなかったことに気づかなかったんだ」とコメント。その後、無事に少年が特定され、あらためて帽子を贈ることができたと発表している。
ネット上ではマイクシャクの上品な振る舞いが称賛される一方で、帽子を強奪したポーランドの会社オーナーには誹謗中傷が殺到。同オーナーのSNSのコメント欄はすべて無効化されている。
構成●THE DIGEST編集部
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