時は2017年の全米オープン。記者会見場に現れた7歳の少年が、テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス)に臆することなく質問を投げかけたシーンを覚えているだろうか。その名はイジアン・アフマド。アメリカ出身で、“ジズー”の愛称で親しまれている存在だ。
アフマドは当時世界ランキング1位に君臨していたフェデラーに「僕がプロになるまで、あと8年か9年くらいプレーを続けてくれませんか?」と質問。これにフェデラーは笑顔で「君のために戻ってくるかもしれない」と応じ、さらに2人は“指切り”の約束まで交わした。この微笑ましいやり取りは瞬く間にネット上で拡散。少年の大胆さと無邪気さは、多くのファンの心をつかんだ。
それからはや8年半――。アフマドは15歳となり、ついに自らプロの舞台へと足を踏み入れた。現在はATP公式ランキングこそまだ付いていないものの、ジュニア世界130位につける有望株だ。
彼は現地3月4日に本戦が開幕する男子ツアーのマスターズ1000シリーズ「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)の予選にワイルドカード(主催者推薦)で出場し、3日に行なわれた1回戦で第3シードのチアゴ・アグスティン・ティランテ(アルゼンチン/現74位)と対戦。結果は1-6、2-6の完敗だったが、世界の壁を体感したこの一戦は、15歳にとって大きな財産となった。
ATP公式サイトによると、米ニュージャージー州在住のアフマドは、6歳からニューヨークのランドールズ・アイランドにある「ジョン・マッケンロー・テニス・アカデミー」で研鑽を積んできた。同アカデミーを主宰する四大大会7勝の元世界王者ジョン・マッケンロー氏(アメリカ/67歳)は、日頃から練習を見守り、時には自らコートに立って打ち合い、助言まで送ってくれる存在だという。アフマドも「彼のアカデミーがなければ今の自分はいない」と同氏への感謝を口にしている。
憧れの存在との“夢の対決”は叶わなかったものの、あの日の“約束”は確かにアフマドの背中を押し続けてきた。心も身体も一段とたくましくなった15歳は、世界の大舞台で未来への一歩を踏み出した。
文●中村光佑
【動画】フェデラーと約束を交わしたアフマドがマスターズの舞台へ挑戦!
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それからはや8年半――。アフマドは15歳となり、ついに自らプロの舞台へと足を踏み入れた。現在はATP公式ランキングこそまだ付いていないものの、ジュニア世界130位につける有望株だ。
彼は現地3月4日に本戦が開幕する男子ツアーのマスターズ1000シリーズ「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)の予選にワイルドカード(主催者推薦)で出場し、3日に行なわれた1回戦で第3シードのチアゴ・アグスティン・ティランテ(アルゼンチン/現74位)と対戦。結果は1-6、2-6の完敗だったが、世界の壁を体感したこの一戦は、15歳にとって大きな財産となった。
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憧れの存在との“夢の対決”は叶わなかったものの、あの日の“約束”は確かにアフマドの背中を押し続けてきた。心も身体も一段とたくましくなった15歳は、世界の大舞台で未来への一歩を踏み出した。
文●中村光佑
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