男子テニス世界ランキング1位に君臨する22歳カルロス・アルカラス(スペイン)の"連勝街道"に、ついに終止符が打たれた。現地時間3月14日に行なわれたマスターズ1000大会「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)のシングルス準決勝で、第11シードの30歳ダニール・メドベージェフ(ロシア/現11位)に3-6、6-7(3)で敗れ、今季初黒星を喫した。
この結果、史上最年少での生涯グランドスラム(全四大大会制覇)を達成した「全豪オープン」から続いていた連勝記録は16でストップ。メドベージェフには過去6勝2敗と勝ち越し、さらには2024年「BNPパリバ・オープン」決勝でも7-6(5)、6-1で勝利していたアルカラスだったが、今回は第4ゲームをブレークされて第1セットを落とし、第2セットもタイブレークを落として1時間37分で力尽きた。
この日のアルカラスは、メドベージェフの攻撃的なショットに苦戦した。第1セットはセカンドサービスでのポイント獲得率が43%にとどまり、リターンゲームでは1度もブレークポイントを握れなかった。第2セットも5本中1本しかブレークポイントを物にできず、さらに2本のセットポイントを逃したことも、結果的に敗因となった。
試合後のメディア対応でアルカラスは試合内容を振り返りつつ、終始質の高いテニスを見せたメドベージェフを素直にこう称えた。
「彼は常に最適なショットを選択し、終始アグレッシブにプレーしていた。ミスもほとんどなかったし、彼のパフォーマンスには本当に驚かされた。あんなプレーをする彼は今までに見たことがない」
アルカラスは今大会、準々決勝までの全ての試合がナイトセッションだった。デイセッションに組まれたメドベージェフ戦では、「ボールが高くバウンドし、僕のサービスが背の高い彼にとっては返しやすくなったと思う」と語り、コートコンディションの違いを実感したという。しかし、それを敗戦の言い訳にはしなかった。
「どんなコンディションにも慣れる必要があるし、今日はナイトセッションでプレーしたこれまでの試合とは全く違う状況になりうることもわかっていた。それに僕らは昼の時間帯にも練習していたし、日中のコートコンディションがどうなるかも十分に理解していた。だから今になって文句を言うべきではない」
一方、勝ったメドベージェフは2年ぶり3度目のインディアンウェルズ決勝進出。過去2度の決勝ではいずれも敗れており、今回は"3度目の正直"を懸けて、現世界2位の24歳ヤニック・シナー(イタリア)と対戦する。アルカラス戦後に応じたATP(男子プロテニス協会)のインタビューで30歳は「大会を通じて維持してきたレベルをさらに引き上げることができれば、自分にもチャンスはある」と初優勝に向けての意気込みを語った。
文●中村光佑
【動画】アルカラスが今季初黒星! メドベージェフに敗れた「BNPパリバOP」準決勝ハイライト
【関連記事】今季無敗のアルカラス、全豪に続きカタールOPも優勝!「素晴らしいテニスができている」と自信みなぎる<SMASH>
【関連記事】22歳の王者アルカラス、全豪OP初制覇で史上最年少生涯グランドスラム達成!「本当にこの瞬間を追い求めてきた」<SMASH>
この結果、史上最年少での生涯グランドスラム(全四大大会制覇)を達成した「全豪オープン」から続いていた連勝記録は16でストップ。メドベージェフには過去6勝2敗と勝ち越し、さらには2024年「BNPパリバ・オープン」決勝でも7-6(5)、6-1で勝利していたアルカラスだったが、今回は第4ゲームをブレークされて第1セットを落とし、第2セットもタイブレークを落として1時間37分で力尽きた。
この日のアルカラスは、メドベージェフの攻撃的なショットに苦戦した。第1セットはセカンドサービスでのポイント獲得率が43%にとどまり、リターンゲームでは1度もブレークポイントを握れなかった。第2セットも5本中1本しかブレークポイントを物にできず、さらに2本のセットポイントを逃したことも、結果的に敗因となった。
試合後のメディア対応でアルカラスは試合内容を振り返りつつ、終始質の高いテニスを見せたメドベージェフを素直にこう称えた。
「彼は常に最適なショットを選択し、終始アグレッシブにプレーしていた。ミスもほとんどなかったし、彼のパフォーマンスには本当に驚かされた。あんなプレーをする彼は今までに見たことがない」
アルカラスは今大会、準々決勝までの全ての試合がナイトセッションだった。デイセッションに組まれたメドベージェフ戦では、「ボールが高くバウンドし、僕のサービスが背の高い彼にとっては返しやすくなったと思う」と語り、コートコンディションの違いを実感したという。しかし、それを敗戦の言い訳にはしなかった。
「どんなコンディションにも慣れる必要があるし、今日はナイトセッションでプレーしたこれまでの試合とは全く違う状況になりうることもわかっていた。それに僕らは昼の時間帯にも練習していたし、日中のコートコンディションがどうなるかも十分に理解していた。だから今になって文句を言うべきではない」
一方、勝ったメドベージェフは2年ぶり3度目のインディアンウェルズ決勝進出。過去2度の決勝ではいずれも敗れており、今回は"3度目の正直"を懸けて、現世界2位の24歳ヤニック・シナー(イタリア)と対戦する。アルカラス戦後に応じたATP(男子プロテニス協会)のインタビューで30歳は「大会を通じて維持してきたレベルをさらに引き上げることができれば、自分にもチャンスはある」と初優勝に向けての意気込みを語った。
文●中村光佑
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