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海外テニス

22歳の王者アルカラス、全豪OP初制覇で史上最年少生涯グランドスラム達成!「本当にこの瞬間を追い求めてきた」<SMASH>

中村光佑

2026.02.02

過去10度の全豪決勝で負けなしのジョコビッチとの激闘を制したアルカラス。全豪初制覇と史上最年少生涯GSという歴史的快挙を刻んだ。(C)Getty Images

過去10度の全豪決勝で負けなしのジョコビッチとの激闘を制したアルカラス。全豪初制覇と史上最年少生涯GSという歴史的快挙を刻んだ。(C)Getty Images

 テニス四大大会「全豪オープン」は大会最終日の現地2月1日に男子シングルス決勝を実施。第1シードで世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(スペイン)が、第4シードで同4位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を2-6、6-2、6-3、7-5で下し、殊勲の大会初優勝を飾った。

 そしてこの結果、アルカラスは1968年のオープン化以降で男子選手史上最年少となる22歳272日で生涯グランドスラム(全四大大会制覇)を達成。同郷の英雄ラファエル・ナダル(元1位)が持っていた24歳102日の記録を塗り替え、新たな歴史の1ページを刻んだ。

 それだけでは終わらない。今回の優勝でアルカラスは、オープン化以降で四大大会男子シングルス7勝目を最年少で手にした選手にもなった。これまでの最年少記録は、1979年全仏オープンにて23歳4日で7勝目を挙げたビヨン・ボルグ(スウェーデン/元1位)だった。

 アルカラスにとって今大会は、昨年12月に7年間師事したホアン・カルロス・フェレーロ氏と離別して以来、初の四大大会出場となった。準決勝では第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/現3位)に6-4、7-6(5)、6-7(3)、6-7(4)、7-5と5時間を超える死闘の末に勝利。迎えたジョコビッチとの決勝戦では、立ち上がりこそ不安定さを見せたものの、第2、第3セットを連取して流れを引き寄せた。そしてキープ合戦となった第4セットも終盤に値千金のブレークを奪い、3時間2分の激闘に終止符を打った。
 
 過去10度の全豪決勝で負けなしだったジョコビッチに初めて土をつけ、歴史的快挙を成し遂げたアルカラスは表彰式でチームメンバーへの感謝を交えつつ、次のように喜びを語った。

「このトロフィーを掲げるために、どれほど必死に努力してきたか、誰にもわからないと思います。本当にこの瞬間を追い求めてきました。プレシーズンは、気持ち的にはジェットコースターのようでしたが、チームメイトは毎日、僕が正しいことを継続できるよう背中を押してくれました。今そばにいてくれているみんなに、本当に感謝しています」

 一方敗れたジョコビッチは男女を通じて史上最多となる四大大会25勝目にあと一歩届かず。それでも今大会は準決勝で全豪2連覇中だったヤニック・シナー(イタリア/24歳/現2位)を破り、アルカラスとの決勝でも第1セットを先取するなど、終始年齢を感じさせないパフォーマンスを披露した。

 表彰式では「優勝おめでとう、カルロス。あなたにとって素晴らしい大会、素晴らしい2週間になりましたね。あなたとあなたの家族、そしてチームが成し遂げたことは、まさに歴史的で伝説的です」と、22歳の偉業を心から称えた。

文●中村光佑

【動画】アルカラスVSジョコビッチの「全豪オープン」決勝ハイライト

【画像】アルカラス、ジョコビッチら全豪オープン2026で熱戦を繰り広げる男子選手たちの厳選写真!

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