男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズ「ムチュア・マドリード・オープン」(4月22日~5月3日/スペイン・マドリード)は大会5日目の現地26日にシングルス3回戦が行なわれ、共に期待の新星として注目を集めているラファエル・ホダル(スペイン/現世界ランキング42位)と、ジョアオ・フォンセカ(ブラジル/同31位)による“19歳対決”が実現。ホダルが7-6(4)、4-6、6-1で競り勝ち、同大会初のベスト16進出を決めた。
今後何年にもわたってスリリングなライバル関係となることが期待される両者の“第一章”とも言うべきこの一戦は白熱の展開となった。観客の大歓声がこだまする中で強打の応酬が続き、ブレークを1つずつ分け合う接戦となったが、迎えたタイブレークをホダルが制し、第1セットを先取した。
第2セットに入るとフォンセカが第1ゲームでブレークに成功し、流れを引き寄せる。第3ゲームでは鮮やかなフォアハンドのパッシングショットを決めるなど勢いを見せ、サービスの精度も向上。1ブレークのリードを守り切り、セットオールに持ち込んだ。
しかし勝負のファイナルセットは一転、ホダルの独壇場となる。序盤でブレークを奪い、一気に5-0とリードを拡大。第2ゲーム終了後にはフォンセカが苛立ちからラケットを複数回激しく叩きつけて破壊する場面も見られた。対するホダルは最後まで高い集中力を維持し、2時間7分の熱戦をものにした。
この結果ホダルは、「マドリード・オープン」で16強入りを果たした8人目の10代選手となった。この記録には、同胞のラファエル・ナダル(元1位/引退)やカルロス・アルカラス(現2位)も名を連ねている。
フォンセカ戦後、ホダルは「非常にタフな内容だったけど、今日のパフォーマンスには満足している」と試合を振り返り、同い年のライバルを称えながら次のように語った。
「ジョアオは常に手強い選手。こういう試合は本当にわずかな差が勝敗を分ける。今日は重要なポイントで自分らしいプレーをしようと心掛け、それがうまくいったと思う」
ホダルは2024年と25年の2シーズンにわたり米バージニア大学でカレッジテニスを経験し、今季の開幕とともにプロへ転向した。昨季はATPチャレンジャー(下部大会)で3勝をマークし、20歳以下のシーズン最終戦「Next Gen ATPファイナルズ」(サウジアラビア)にも出場。今月初めには「ハッサン2世グランプリ」(モロッコ・マラケシュ/クレー/ATP250)でツアー初優勝を飾り、昨年の同時期に687位だったランキングも現在は42位と凄まじい成長を見せている。
今大会も2回戦で世界8位のアレックス・デミノー(オーストラリア)を破り、初の対トップ10勝利を獲得するなど快進撃を演じているホダル。8強入りが懸かる4回戦では、同26日の3回戦をアルテュール・リンダークネシュ(フランス/現26位)の途中棄権により勝ち上がったビット・コプリバ(チェコ/同66位)と顔を合わせる。次戦に勝てば、準々決勝では四大大会4勝を誇る24歳の王者ヤニック・シナー(イタリア)と対戦する可能性がある。
文●中村光佑
【動画】ホダルVSフォンセカのマドリード・オープン3回戦ハイライト!
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今後何年にもわたってスリリングなライバル関係となることが期待される両者の“第一章”とも言うべきこの一戦は白熱の展開となった。観客の大歓声がこだまする中で強打の応酬が続き、ブレークを1つずつ分け合う接戦となったが、迎えたタイブレークをホダルが制し、第1セットを先取した。
第2セットに入るとフォンセカが第1ゲームでブレークに成功し、流れを引き寄せる。第3ゲームでは鮮やかなフォアハンドのパッシングショットを決めるなど勢いを見せ、サービスの精度も向上。1ブレークのリードを守り切り、セットオールに持ち込んだ。
しかし勝負のファイナルセットは一転、ホダルの独壇場となる。序盤でブレークを奪い、一気に5-0とリードを拡大。第2ゲーム終了後にはフォンセカが苛立ちからラケットを複数回激しく叩きつけて破壊する場面も見られた。対するホダルは最後まで高い集中力を維持し、2時間7分の熱戦をものにした。
この結果ホダルは、「マドリード・オープン」で16強入りを果たした8人目の10代選手となった。この記録には、同胞のラファエル・ナダル(元1位/引退)やカルロス・アルカラス(現2位)も名を連ねている。
フォンセカ戦後、ホダルは「非常にタフな内容だったけど、今日のパフォーマンスには満足している」と試合を振り返り、同い年のライバルを称えながら次のように語った。
「ジョアオは常に手強い選手。こういう試合は本当にわずかな差が勝敗を分ける。今日は重要なポイントで自分らしいプレーをしようと心掛け、それがうまくいったと思う」
ホダルは2024年と25年の2シーズンにわたり米バージニア大学でカレッジテニスを経験し、今季の開幕とともにプロへ転向した。昨季はATPチャレンジャー(下部大会)で3勝をマークし、20歳以下のシーズン最終戦「Next Gen ATPファイナルズ」(サウジアラビア)にも出場。今月初めには「ハッサン2世グランプリ」(モロッコ・マラケシュ/クレー/ATP250)でツアー初優勝を飾り、昨年の同時期に687位だったランキングも現在は42位と凄まじい成長を見せている。
今大会も2回戦で世界8位のアレックス・デミノー(オーストラリア)を破り、初の対トップ10勝利を獲得するなど快進撃を演じているホダル。8強入りが懸かる4回戦では、同26日の3回戦をアルテュール・リンダークネシュ(フランス/現26位)の途中棄権により勝ち上がったビット・コプリバ(チェコ/同66位)と顔を合わせる。次戦に勝てば、準々決勝では四大大会4勝を誇る24歳の王者ヤニック・シナー(イタリア)と対戦する可能性がある。
文●中村光佑
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