女子テニスツアーのWTA1000シリーズ「イタリア国際」(5月5日~17日/イタリア・ローマ/クレーコート)は大会7日目の現地11日にシングルス4回戦が行なわれ、第15シードで元世界ランキング1位の大坂なおみ(28歳/現16位)と、第4シードで元1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド/24歳/同3位)による“元女王対決”が実現。大坂は2-6、1-6で完敗し、ベスト8進出はならなかった。
両者は今回が4度目の顔合わせで、過去の対戦成績は大坂の1勝2敗。直近である2024年の全仏オープン2回戦では大坂が一時マッチポイントを握ったものの勝ち切れず、6-7(1)、6-1、5-7で惜敗していた。
約2年越しのリベンジが期待されていた大坂だったが、第1セットは20本ものアンフォーストエラー(自滅的ミス)を犯すなど精彩を欠き、3度のブレークを許してセットダウン。第2セットもシフィオンテクに主導権を握られ、再び3度のサービスダウンを喫して1時間20分で4回戦敗退となった。
大坂はこの試合、ファーストサービスで48%、セカンドサービスで32%とポイント獲得率が伸びず、計13度ものブレークポイントを与えるなどサービスゲームで終始苦戦を強いられた。一方のシフィオンテクは、ファーストサービスで67%、セカンドサービスでも66%の高確率でポイントを獲得。リターンゲームでは計6度のブレークに成功し、攻守両面で大坂を圧倒した。
試合後のメディア対応で大坂は落胆した様子を見せながら記者たちの質問に回答。初めに「勝敗を分けた最大の違いは何だったか?」と問われ、こう答えた。
「彼女が本当に良いプレーをしていたのは確かで、この大会のコートはイガの方が合っているのかもしれない。でも同時に、何かもっとできたことがあった気もする。ただ、それが何だったのかは、正直自分でもよくわからない」
その後の別の記者による「相手が絶好調だったことは多少の慰めになるか?」との問いにも「そうは思わない。私は完璧主義者だから」と率直に応じ、改めて自身のパフォーマンスに納得できていない様子をのぞかせた。
それでも今大会も先日の「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン/WTA1000)に続く2大会連続の16強入り。苦手意識を持っていたクレーコートでも、着実に手応えをつかみつつある。最後に28歳は2週間後に開幕する今季2つ目の四大大会「全仏オープン」(5月24日~6月7日/フランス・パリ)へ向け、「大事なのはとにかく戦い続けること。今日の試合は自分にとって理想的な内容ではなかった。それでもこれから数日かけて気持ちを整理して、次は何を改善できるか考えたい」と語り、敗戦を糧にする意欲を示した。
文●中村光佑
【動画】大坂VSシフィオンテクのイタリア国際4回戦ハイライト!
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両者は今回が4度目の顔合わせで、過去の対戦成績は大坂の1勝2敗。直近である2024年の全仏オープン2回戦では大坂が一時マッチポイントを握ったものの勝ち切れず、6-7(1)、6-1、5-7で惜敗していた。
約2年越しのリベンジが期待されていた大坂だったが、第1セットは20本ものアンフォーストエラー(自滅的ミス)を犯すなど精彩を欠き、3度のブレークを許してセットダウン。第2セットもシフィオンテクに主導権を握られ、再び3度のサービスダウンを喫して1時間20分で4回戦敗退となった。
大坂はこの試合、ファーストサービスで48%、セカンドサービスで32%とポイント獲得率が伸びず、計13度ものブレークポイントを与えるなどサービスゲームで終始苦戦を強いられた。一方のシフィオンテクは、ファーストサービスで67%、セカンドサービスでも66%の高確率でポイントを獲得。リターンゲームでは計6度のブレークに成功し、攻守両面で大坂を圧倒した。
試合後のメディア対応で大坂は落胆した様子を見せながら記者たちの質問に回答。初めに「勝敗を分けた最大の違いは何だったか?」と問われ、こう答えた。
「彼女が本当に良いプレーをしていたのは確かで、この大会のコートはイガの方が合っているのかもしれない。でも同時に、何かもっとできたことがあった気もする。ただ、それが何だったのかは、正直自分でもよくわからない」
その後の別の記者による「相手が絶好調だったことは多少の慰めになるか?」との問いにも「そうは思わない。私は完璧主義者だから」と率直に応じ、改めて自身のパフォーマンスに納得できていない様子をのぞかせた。
それでも今大会も先日の「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン/WTA1000)に続く2大会連続の16強入り。苦手意識を持っていたクレーコートでも、着実に手応えをつかみつつある。最後に28歳は2週間後に開幕する今季2つ目の四大大会「全仏オープン」(5月24日~6月7日/フランス・パリ)へ向け、「大事なのはとにかく戦い続けること。今日の試合は自分にとって理想的な内容ではなかった。それでもこれから数日かけて気持ちを整理して、次は何を改善できるか考えたい」と語り、敗戦を糧にする意欲を示した。
文●中村光佑
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