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しぶとさ見せた大坂なおみが全仏オープン初戦突破!「キラキラ」にこだわったウェアでもファンを魅了<SMASH>

中村光佑

2026.05.27

試合巧者のシグムンドを振り切り、2年ぶりに全仏2回戦に進んだ大坂なおみ。キラキラの試合ウェア(左)や入場時の黒いドレス(右)でも注目を浴びた。(C)Getty Images

 テニス四大大会「全仏オープン」は大会3日目の現地5月26日に女子シングルス1回戦が行なわれ、四大大会4勝を誇る元世界ランキング1位の大坂なおみ(現16位)が登場。元27位の実力者ラウラ・シグムンド(ドイツ/同46位)を6-3、7-6(3)で下し、2年ぶり6度目の2回戦進出を決めた。

 28歳の大坂が同大会に出場するのは3年連続9度目で、最高成績は過去3度記録している3回戦進出。今大会には第16シードで出場し、1回戦では多彩なプレーを武器にシングルスで2度、ダブルスで16度ものツアー優勝を挙げている38歳のシグムンドと対戦した。両者はこれが5度目の顔合わせで、過去2勝2敗と互角。最後の対戦は2018年8月の全米オープン1回戦で、この時は大坂が6-3、6-2で勝利している。

 実に約7年9カ月ぶりの対決となった今回は、序盤から互いにキープが続く緊迫の展開。大坂は第3ゲームで変化をつけてきたシグムンドに2本のブレークポイントを握られるも凌ぎ、3-2で迎えた第6ゲームでは相手のダブルフォールトとバックハンドのミスに乗じて初のブレークを奪う。その後も大坂はシグムンドのドロップショットにうまく対応するなどキレのあるプレーを見せ、残りのサービスゲームをキープして40分で第1セットを先取した。
 
 しかし第2セットはシグムンドの前後に揺さぶるプレーに手を焼き、リターンゲームでチャンスを見出せない状況が続く。サービスゲームでは第1セットからキープを続けていた大坂だったが、終盤の第8ゲームでミスが重なりついにブレークを許してしまう。

 それでも直後の第9ゲームでは相手のセットポイントを凌いでブレークバック。第11ゲームでも大坂がブレークポイントを握ったが、ここはシグムンドが驚異の粘りを見せてキープ。勝負はタイブレークへ突入し、これを大坂が制して1時間55分の熱戦を物にした。

 今年1月の全豪オープンで"クラゲ風"の奇抜なウェアが大きな話題となった大坂は、全仏開幕前のメディア対応で自身がファッションに力を入れていることについて問われた際、「今大会もサプライズを用意している」と話していた。

 その言葉通り、この日は黒のロングドレス姿でコートに入場し、試合では全身ゴールドのひと際目を引くウェアでプレー。勝利後に応じたWOWOWのインタビューではそのコンセプトについて「とにかく今回はキラキラとしたウェアにしたかった」と笑顔で語った。

 現地29日に予定されている2回戦の大坂の相手は、これまでにシングルスでツアー4勝を挙げ、昨年1月に世界ランキングでキャリアハイの17位を記録した29歳のドナ・ベキッチ(クロアチア/現72位)。過去の対戦成績は大坂の2勝0敗だが、次戦も強敵が待ち受ける。初の全仏2週目進出へ、負けられない戦いが続く。

文●中村光佑

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【動画】脚光を浴びた大坂なおみの入場シーン