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ケガから復帰の阿部宏美が「大東建託OP/福井W15」を制し2週連続優勝! 「一戦一戦を大事に戦った」<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.05.31

写真左=前週の富山大会に続いて優勝を飾った阿部。写真右上=準優勝は吉本。写真右下=ダブルス準優勝の荒川夏帆/勝見幸璃。写真提供:Square Plus

写真左=前週の富山大会に続いて優勝を飾った阿部。写真右上=準優勝は吉本。写真右下=ダブルス準優勝の荒川夏帆/勝見幸璃。写真提供:Square Plus

 国際テニス連盟(ITF)公認の女子テニスツアー「大東建託オープン supported by Square Plus 福井大会」(福井運動公園テニス場/ハードコート/W15)は5月31日にシングルス決勝が行なわれた。第1シードの阿部宏美と第4シードの吉本菜月による筑波大出身対決となり、阿部が6-3、7-5で勝利。前週の富山大会(W15)に続く2週連続優勝を飾った。

 ITFツアーはWTAツアーの下部ツアーに当たり、その中でもW15大会は最もグレードが低く、世界を目指す若手選手たちの登竜門的な位置付けとなっている。この「大東建託オープン」は、杉山愛氏、中村藍子氏、森上亜希子氏ら日本女子テニス界のレジェンドたちが運営する一般社団法人「Square Plus」が主催。同法人はジュニアや若手選手を世界レベルへ押し上げるためのサポート活動を行なっている。

 今回の福井大会では、日本勢が上位を独占。ベスト8には宮本愛弓、西野菜穂が進出し、ベスト4には富山大会で4強入りした松田鈴子と、同大会で準優勝を果たした野口紗枝が名を連ねた。決勝は松田を6-4、6-3で下した阿部と、野口を6-3、6-2で破った吉本の顔合わせとなった。

 立ち上がりは阿部が3ゲームを連取。その後は互いにブレークを奪い合う展開となり、第1セットを6-3で先取した。第2セットでも阿部がその勢いを維持し、5ゲームを連取して勝利まであと1ゲームに迫る。しかし、吉本も意地を見せて反撃し、そこから5ゲームを連取される。5-5で迎えた勝負どころで再び主導権を握った阿部が2ゲームを奪い、1時間47分の熱戦に終止符が打たれた。
 
 腹筋のケガにより戦列を離れていた阿部は、今大会が復帰2大会目。見事2週連続でタイトルを手にし、ITFツアー通算6度目の戴冠を果たした。「一戦一戦を大事に戦うことを意識していたので、その結果として優勝できてとてもうれしいです」と喜びを口にした。

「試合勘がない中での大会だったので、どうなるかわからなかった」という阿部。それでも「以前このカテゴリーに出ていた時よりも、色んなプレーや今練習していることを出して勝ち進むことができたので、それを上のカテゴリーで、ボールの質が上がった時もできるようになるといいと思っています」とさらなる成長を見据えた。

 なお前日に行なわれたダブルス決勝では、第1シードの荒川夏帆/勝見幸璃組が第2シードのイム・ヒレ/キム・ウンチェ組(韓国)に4-6、4-6で敗れ、惜しくも準優勝となった。

◆シングルス決勝結果
〇阿部宏美(島津製作所)[1] 6-3 7-5 吉本菜月(橋本総業)[4]●

◆ダブルス決勝結果
〇イム・ヒレ/キム・ウンチェ(韓国)[2] 6-4 6-4 荒川夏帆/勝見幸璃(カイロソフト/フリー)[1]●

※[ ]内の数字はシード順位

構成●スマッシュ編集部

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