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海外テニス

33歳ダニエル太郎が予選から勝ち上がり頂点へ! 第1シードに逆転勝利でチャレンジャー10勝目を飾る<SMASH>

中村光佑

2026.06.15

ダニエルが「ブラチスラバ・オープン」決勝でシェフチェンコとの2時間34分に及ぶ激闘を制し、約1年8カ月ぶりとなるタイトルを獲得した。※写真は昨年7月のロスカボス大会(C)Getty Images

ダニエルが「ブラチスラバ・オープン」決勝でシェフチェンコとの2時間34分に及ぶ激闘を制し、約1年8カ月ぶりとなるタイトルを獲得した。※写真は昨年7月のロスカボス大会(C)Getty Images

 男子テニスツアー下部大会「ブラチスラバ・オープン」(6月8日~14日/スロバキア・ブラチスラバ/クレーコート/ATPチャレンジャー100)は大会最終日の現地14日にシングルス決勝が行なわれ、予選勝者で元世界ランキング58位のダニエル太郎(現293位)が、第1シードのアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン/同97位)を3-6、6-0、7-6 (2)で下し、チャレンジャー10勝目を飾った。

 33歳のダニエルは今大会、予選2試合を勝ち抜いて本戦入りを果たすと、1回戦でティモフェイ・スカトフ(カザフスタン/同175位)、2回戦でエミリオ・ナバ(アメリカ/同87位)、準々決勝でゾンボル・ピロシュ(ハンガリー/同183位)、準決勝でフェデリコ・チナ(イタリア/同185位)を破って決勝に駒を進めていた。

 決勝で対峙したのは、まだツアータイトルこそないものの2024年にキャリアハイの45位をマークした25歳の実力者シェフチェンコ。両者は昨年9月の「成都オープン」(中国/ハードコート/ATP250)準々決勝で1度だけ対戦しており、この時はダニエルが6-7(2)、6-3、2-6で敗れていた。
 
 約9カ月ぶりの再戦となった今回はダニエルが2度のブレークを奪って先行するもサービスゲームで3度のブレークを喫し、逆転で第1セットを落としてしまう。それでも第2セットは完全に主導権を握り、相手に1ゲームも与えない完璧なプレーで1セットオールに。勝負のファイナルセットは互いに1ブレークを取り合ってタイブレークに持ち込まれたが、これをダニエルが制し、2時間34分の熱戦の末に前回のリベンジを果たした。

 ダニエルがATPツアー公式戦でタイトルを獲得するのは、24年10月の「台北OECオープン」(台湾/室内ハード/ATPチャレンジャー125)以来、約1年8カ月ぶり。昨季は思うように勝ち星を挙げられず、現在は24年に自己最高の58位を記録したランキングも大きく落としているだけに、価値ある優勝となった。

 なお大会後に更新されたランキングでダニエルは293位から87上げて206位に浮上。ただ現状では四大大会での本戦ダイレクトイン(104位圏内)はまだ遠く、次戦以降でのさらなるランクアップが期待される。

文●中村光佑

【動画】ダニエルVSシェフチェンコの「ブラチスラバ・オープン」決勝ハイライト!

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