テニス四大大会の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)。その「車いすテニス部門」の開幕を前に、連日熱戦を配信しているWOWOWで現地レポーターを務める松岡修造氏が、小田凱人(男子車いすテニス世界ランキング1位)と上地結衣(同女子2位)の2人にインタビューを行なった。
前年大会覇者の小田は、今大会で優勝すれば連覇とともに年間グランドスラム(同シーズンで四大大会全てで優勝)達成となり、昨年の生涯ゴールデンスラム(キャリアの中で全ての四大大会と五輪で優勝)に続く偉業となる。
一方、今年6月のウインブルドンで生涯ゴールデンスラムを達成している上地は、今回の全米では連覇を狙う。
そんな両者はシングルス1回戦で小田がC・クーパー(アメリカ)と、上地は日本の大谷 桃子と対戦する。
♦ ♦ ♦
【小田凱人インタビュー】
Q.今の気持ちは?
色々なものをまとってきた感じがあります。背負っているわけではないんですけど、タイトルを取ったり、記録を作ったりする中で、色んなものが付いてきてくれている感覚があります。自分が持っているものに自信があるので、自然体というか、素でいられますね。
去年までも、自分の中で芯みたいなものは持っていたつもりでしたけど、全然足りなかった。今はちゃんと心から思えます、「俺なら大丈夫だ」と。
Q.昨年の全米オープンで達成した生涯ゴールデンスラムは、大きな経験になった?
大きかったです。ただ、逆に、あのような勝ち方はもうしたくないと思いました。昨年は相手の時間が多い試合でした。勝てたからそれでいいと思ってしまった部分もありましたが、今はそう思えません。
1試合を通して、もっと自分の時間を増やして勝ちたい。常に自分のペースで試合をしたいという思いが強くなっています。ウインブルドンでは、それができたと思います。今回もそれを追求していきたいです。
Q.どのようなテニスを目指している?
普通の枠からはみ出したプロを目指してきました。「自分はそういう選手になってやる」という気持ちでやってきて、今はそのスタイルが固まってきた感覚があります。
以前は、テニスもプレースタイルも常識外れだと思われていたかもしれません。でも今は、それが自分のスタンダードになってきた。自分でもそう感じますし、周りの選手からもそう見られているのではないかと思います。ようやく自分のスタイルに根っこが生えてきた感覚です。
自分が常識外れのことをして、それが一つの形になれば、次の世代にとって新しい選択肢になります。そういう選択肢が増えてほしいと思っています。
前年大会覇者の小田は、今大会で優勝すれば連覇とともに年間グランドスラム(同シーズンで四大大会全てで優勝)達成となり、昨年の生涯ゴールデンスラム(キャリアの中で全ての四大大会と五輪で優勝)に続く偉業となる。
一方、今年6月のウインブルドンで生涯ゴールデンスラムを達成している上地は、今回の全米では連覇を狙う。
そんな両者はシングルス1回戦で小田がC・クーパー(アメリカ)と、上地は日本の大谷 桃子と対戦する。
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【小田凱人インタビュー】
Q.今の気持ちは?
色々なものをまとってきた感じがあります。背負っているわけではないんですけど、タイトルを取ったり、記録を作ったりする中で、色んなものが付いてきてくれている感覚があります。自分が持っているものに自信があるので、自然体というか、素でいられますね。
去年までも、自分の中で芯みたいなものは持っていたつもりでしたけど、全然足りなかった。今はちゃんと心から思えます、「俺なら大丈夫だ」と。
Q.昨年の全米オープンで達成した生涯ゴールデンスラムは、大きな経験になった?
大きかったです。ただ、逆に、あのような勝ち方はもうしたくないと思いました。昨年は相手の時間が多い試合でした。勝てたからそれでいいと思ってしまった部分もありましたが、今はそう思えません。
1試合を通して、もっと自分の時間を増やして勝ちたい。常に自分のペースで試合をしたいという思いが強くなっています。ウインブルドンでは、それができたと思います。今回もそれを追求していきたいです。
Q.どのようなテニスを目指している?
普通の枠からはみ出したプロを目指してきました。「自分はそういう選手になってやる」という気持ちでやってきて、今はそのスタイルが固まってきた感覚があります。
以前は、テニスもプレースタイルも常識外れだと思われていたかもしれません。でも今は、それが自分のスタンダードになってきた。自分でもそう感じますし、周りの選手からもそう見られているのではないかと思います。ようやく自分のスタイルに根っこが生えてきた感覚です。
自分が常識外れのことをして、それが一つの形になれば、次の世代にとって新しい選択肢になります。そういう選択肢が増えてほしいと思っています。




