現在開催中の男子テニスツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(10月19日~25日/カザフスタン・アルマトイ/室内ハードコート/ATP250)に出場している元世界ランキング1位のダニール・メドベージェフ(ロシア/30歳/現5位)が、大会前の記者会見でATP(男子プロテニス協会)が2028年以降の導入を目指している改革案について、自身の見解を示した。
既報の通り、同協会のアンドレア・ガウデンツィ会長は今月15日、ATP公式サイトを通じて公開書簡を発表し、選手への報酬拡充やランキング制度の見直し、大会カレンダーの最適化などを柱とする新たな改革案を公表した。
大会カレンダーについては、四大大会やマスターズ1000といった主要大会の重要性を高めるとともに、カテゴリーごとに専用の開催週を設けるなどの再編を検討。これには問題視されている過密日程を緩和し、選手の心身の負担を軽減する狙いがある。また、2028年にはサウジアラビアで10大会目となるマスターズ1000の新設も予定されている。
中でもメドベージェフは、主要大会を重視する方針に賛同の意を示している。会見では次のように語った。
「僕は以前から大きな大会の重要性を高めることに賛成してきた。というのも、年間で最大30週間も大会に出場するような現状は理想的ではないからね。四大大会やマスターズ1000の重要性がさらに高まるのは良いことだと思う。まずはそうした大会を優先し、その他の大会がどうなるかを見ていけばいいんじゃないかな」
メドベージェフ自身は今季も積極的に大会へ出場しており、今大会にも前年王者として参戦。現在は年間成績上位の選手や、一定の条件を満たす四大大会優勝者など計8名が集結するシーズン最終戦「ATPファイナルズ」(11月15日~22日/イタリア・トリノ/室内ハード/FIN)の出場権獲得争いの真っただ中にある。
翌週には「エルステ・バンク・オープン」(10月26日~11月1日/オーストリア・ウィーン/室内ハード/ATP500)への出場も控えているメドベージェフ。疲労を感じながらもアルマトイでプレーすることを決めた理由については、こう説明している。
「トリノ(ファイナルズ)のためだけじゃない。理由は色々とあるけど、妻と僕がここに戻ってくることを決めたのは、子どもたちにとって素晴らしい場所だからだ。この大会には出場する約束もあるし、アルマトイを欠場してウィーンには出場する場合も、家で過ごせるのはたった3日くらいだから意味がない。確かに少し疲れてはいるけど、キャリアの中で疲労を感じるのは今回が初めてではないからね」
なお、ATPの改革案は現時点で正式決定したわけではなく、選手や大会関係者らとの協議が続けられる見込みだ。今後の動向が注目される。
文●中村光佑
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大会カレンダーについては、四大大会やマスターズ1000といった主要大会の重要性を高めるとともに、カテゴリーごとに専用の開催週を設けるなどの再編を検討。これには問題視されている過密日程を緩和し、選手の心身の負担を軽減する狙いがある。また、2028年にはサウジアラビアで10大会目となるマスターズ1000の新設も予定されている。
中でもメドベージェフは、主要大会を重視する方針に賛同の意を示している。会見では次のように語った。
「僕は以前から大きな大会の重要性を高めることに賛成してきた。というのも、年間で最大30週間も大会に出場するような現状は理想的ではないからね。四大大会やマスターズ1000の重要性がさらに高まるのは良いことだと思う。まずはそうした大会を優先し、その他の大会がどうなるかを見ていけばいいんじゃないかな」
メドベージェフ自身は今季も積極的に大会へ出場しており、今大会にも前年王者として参戦。現在は年間成績上位の選手や、一定の条件を満たす四大大会優勝者など計8名が集結するシーズン最終戦「ATPファイナルズ」(11月15日~22日/イタリア・トリノ/室内ハード/FIN)の出場権獲得争いの真っただ中にある。
翌週には「エルステ・バンク・オープン」(10月26日~11月1日/オーストリア・ウィーン/室内ハード/ATP500)への出場も控えているメドベージェフ。疲労を感じながらもアルマトイでプレーすることを決めた理由については、こう説明している。
「トリノ(ファイナルズ)のためだけじゃない。理由は色々とあるけど、妻と僕がここに戻ってくることを決めたのは、子どもたちにとって素晴らしい場所だからだ。この大会には出場する約束もあるし、アルマトイを欠場してウィーンには出場する場合も、家で過ごせるのはたった3日くらいだから意味がない。確かに少し疲れてはいるけど、キャリアの中で疲労を感じるのは今回が初めてではないからね」
なお、ATPの改革案は現時点で正式決定したわけではなく、選手や大会関係者らとの協議が続けられる見込みだ。今後の動向が注目される。
文●中村光佑
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