女子テニスの大坂なおみが『#KeepShiningプロジェクト』の一環として、感染拡大を続ける新型コロナウイルスによって外出自粛をするファンへ激励のメッセージを送っている。

『#KeepShiningプロジェクト』とは、株式会社資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」のアンバサダーを務めるアスリートたちが、「#KeepShining」を合言葉に、近況報告や外出を自粛している人々への応援メッセージを語るほか、自宅でもできるユニークなトレーニングやスゴ技を披露するというもの。

　４月30日から始まったこのプロジェクトには、これまでスキージャンプの高梨沙羅、スポーツクライミングの伊藤ふたば、ゴルフの上田桃子、パラ陸上競技の重本沙絵、カヌースラロームの羽根田卓也が登場。大坂は、最後のアスリートとして13日に動画を公開した。
  　最初に「医療従事者の方々、そして最前線で働く皆さんに心から感謝します」と述べた大坂。外出自粛期間中はあまりテニスができておらず「姉とたくさん絵を描いたり、料理スキルを磨こうと頑張ったりしています」と語った。続けて、ランニングマシーンによるトレーニングや、フォームローラーを用いたストレッチの様子を公開。

　動画の最後には「みんな元気で、ハッピーでいてね。みんなで頑張りましょう。#KeepShining」と、日本語も交えて笑顔で呼びかけた。

　現在、7月13日までの中断が確定している世界テニスツアー。この時期ツアーの中心となるヨーロッパでは、感染拡大が抑えられつつあるとして徐々に規制緩和が行なわれているが、テニス界においては今期中の再開は難しいとの声も多い。グランドスラム2連勝を達成した昨年のように、大坂がテニスコートで輝く姿を、再び見られる日が早く来るように願うばかりだ。

構成●スマッシュ編集部

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