男子テニスの錦織圭が、14日に音声配信サービス『NowVoice』へ、約10分間にわたるメッセージを投稿した。
『NowVoice』とは、サッカー元日本代表の本田圭佑が経営するNowDO社とスポーツメディア「SPORTSBULL(スポーツブル)」を運営する運動通信社による共同事業で、"トップランナーと「声」で繋がる。"をキャッチフレーズに、様々なスポーツのトップアスリートたちが集結し、メッセージを配信していく音声アプリ。5月31日まではチャリティとして、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校中の子どもたちへ向けたメッセージを中心に無料で配信している。
サービスが開始した4月29日に『日本の子供たちへ』というメッセージを投稿していた錦織。2度目の配信となる今回のテーマは『なぜテニスが好きなのか』だ。
まず錦織は、自身の持つユニークなテニス観について語った。「僕が思うに、ですけど、テニスとは、ボクシングと信長の野望を組み合わせたようなものだと思います。ボクシングのように命を懸けた戦いのようなイメージと、信長の野望の戦略性、いつどのタイミングで攻めるのか、いつ相手の不意をつくのか、という駆け引きの要素」と、ゲーム好きの錦織らしい考えを示した。
また、テニスの最も好きな部分について「一対一で戦うところ」という錦織だが、少年時代はサッカー、野球、水泳など多くのスポーツを経験してきたそうだ。「昔から勝負事は好きですし、身体を動かすことならなんでものめり込めたと思う。ほんとはバスケもやりたかったんですけど、親だかコーチだかに『突き指が危ないからダメ』って言われた記憶があります」と明かした。
いくつかのスポーツを経験してきた中で、テニスを選んだ理由は、単純に「一番うまかったから」。「なんか調子乗ってるみたいな言い方ですけど(笑)。12歳の頃に全国大会で3回優勝して、同じくらい好きだったサッカーは県レベルにも達していなかったので、テニスを選ばざるを得なかったというか、テニスが一番自分の中で得意なスポーツだったんです」
意外にも、初めからテニス一筋というわけではなかった錦織は「正直昔は、今ほどテニスが大好きではなかった。だから、夢がない子どもたちや、何を仕事にしたらいいかわからないという方たちは、何か自分の得意なことを見つけて突っ走るということが、自分の夢を見つけることに繋がっていくと思う。現に自分がそうだったので」と、将来に悩む子どもたちにメッセージを送った。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】錦織、伊達も!日本人トッププロたちの"懐かしジュニア時代"の秘蔵写真をお届け!
『NowVoice』とは、サッカー元日本代表の本田圭佑が経営するNowDO社とスポーツメディア「SPORTSBULL(スポーツブル)」を運営する運動通信社による共同事業で、"トップランナーと「声」で繋がる。"をキャッチフレーズに、様々なスポーツのトップアスリートたちが集結し、メッセージを配信していく音声アプリ。5月31日まではチャリティとして、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校中の子どもたちへ向けたメッセージを中心に無料で配信している。
サービスが開始した4月29日に『日本の子供たちへ』というメッセージを投稿していた錦織。2度目の配信となる今回のテーマは『なぜテニスが好きなのか』だ。
まず錦織は、自身の持つユニークなテニス観について語った。「僕が思うに、ですけど、テニスとは、ボクシングと信長の野望を組み合わせたようなものだと思います。ボクシングのように命を懸けた戦いのようなイメージと、信長の野望の戦略性、いつどのタイミングで攻めるのか、いつ相手の不意をつくのか、という駆け引きの要素」と、ゲーム好きの錦織らしい考えを示した。
また、テニスの最も好きな部分について「一対一で戦うところ」という錦織だが、少年時代はサッカー、野球、水泳など多くのスポーツを経験してきたそうだ。「昔から勝負事は好きですし、身体を動かすことならなんでものめり込めたと思う。ほんとはバスケもやりたかったんですけど、親だかコーチだかに『突き指が危ないからダメ』って言われた記憶があります」と明かした。
いくつかのスポーツを経験してきた中で、テニスを選んだ理由は、単純に「一番うまかったから」。「なんか調子乗ってるみたいな言い方ですけど(笑)。12歳の頃に全国大会で3回優勝して、同じくらい好きだったサッカーは県レベルにも達していなかったので、テニスを選ばざるを得なかったというか、テニスが一番自分の中で得意なスポーツだったんです」
意外にも、初めからテニス一筋というわけではなかった錦織は「正直昔は、今ほどテニスが大好きではなかった。だから、夢がない子どもたちや、何を仕事にしたらいいかわからないという方たちは、何か自分の得意なことを見つけて突っ走るということが、自分の夢を見つけることに繋がっていくと思う。現に自分がそうだったので」と、将来に悩む子どもたちにメッセージを送った。
構成●スマッシュ編集部
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