男子テニス世界ランク31位の錦織圭が27日に、自身のインスタグラム（@keinishikori）のストーリーを更新。日本で社会問題となっているSNSなどでの誹謗中傷についてと見られる、ファンに啓発を促す短いメッセージを発信した。

　錦織が投稿したのは、美しいビーチにハンモック、常夏のリゾートを思わせるような写真と「人の悪口言うことで自分の心も傷つけてる自分をもっと大切に」というメッセージ。

　昨日も、同様にインスタグラムのストーリーにて「このままじゃ戦争無くなったとしても平和なんかじゃない」とメッセージを綴っていたが、これらは、昨今話題となっている、SNSでの著名人への誹謗中傷問題を受けてのものだろう。
  　これまで彼のキャリアは激しい浮き沈みとの戦いだった。日本中の期待を背負いながらも、これからという時に幾度となく怪我に苦しめられ、ツアー離脱と復帰を繰り返してきた錦織にも、似たような経験があったのかもしれない。

　いずれにせよ、スポーツで世の人々に感動を呼ぶ彼らアスリートの多くが、今回のような誹謗中傷に心を痛めることなく活躍できる日が、一刻も早く来ることを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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