海外テニス

新型コロナウイルス感染者と濃厚接触したとみられるジョコビッチが、クロアチアでの検査を拒否【海外テニス】

THE DIGEST編集部

2020.06.22

ディミトロフとの接触後に検査を拒否していたことが報道されたジョコビッチ。(C)Getty Images

 世界ランク1位のノバク・ジョコビッチが、PCR検査を拒否していたことをセルビアのタブロイド紙『Kurir』が報じた。

 報道によると、ジョコビッチが検査を拒否したのは、自身の主催するエキジビション大会『アドリア・ツアー』の6月20日~21日に行なわれたクロアチア大会のため、同国へ滞在していた時のことのようだ。

 検査を受けないとした理由については、その時点で彼はなにも症状を感じておらず、またスタッフを含む周囲の人々にも、なんら感染の兆候が見られなかったからだという。

 既報の通り、ジョコビッチの主催するエキジビション大会『アドリア・ツアー』に出場していたブルガリアのエース、グリゴール・ディミトロフが、新型コロナウイルス感染していたことが21日(現地時間)に判明している。
 
 それに伴い、現在地元のベオグラードに戻っているジョコビッチは、専門家、医師との連携のもとで推奨される手順に従うとされているが、その後PCR検査を行なったのか、結果はどうだったのかといった詳細は明らかになっていない。

 今回のエキジビション大会は、テニスツアー再開の"希望の光"というような大会だっただけに、感染者の発生は非常に残念なものとなった。今後の動向を見守りつつ、少しでも感染拡大が抑えられることを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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