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海外テニス

「助言に耳を貸さない子どもと同じ」ATP会長のガウデンツィがジョコビッチに苦言

THE DIGEST編集部

2020.06.24

スポーツ界に光を灯す意図で企画されたジョコビッチ発案によるエキジビションだったが、対策のルーズさは否めなかった。(C)Getty Images

スポーツ界に光を灯す意図で企画されたジョコビッチ発案によるエキジビションだったが、対策のルーズさは否めなかった。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク1位 ノバク・ジョコビッチ主催の慈善大会、『アドリア・ツアー』に参加した選手と関係者から新型コロナウイルスの陽性者が続出し、再開に向けて動き出したテニス界に波紋が広がっている。これを受け、ATPツアーのアンドレア・ガウデンツィ会長が、米国紙『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューに応えた内容を、欧州スポーツ専門メディア『EURO SPORT』が伝えている。

 同大会は、現地今月13日にジョコビッチの故郷、セルビア(ベルグラード)で開催された後、同20日にクロアチアへ会場を移した。しかし、決勝が予定されていた翌21日にグリゴール・ディミトロフの新型コロナウィルス感染が確認されたことで、ツアー中止を発表。その後、参戦していたボルナ・チョリッチとビクトル・トロイツキ、続いて、ジョコビッチ自身を含む選手の家族やスタッフの感染が判明しており、ソーシャルディスタンスなどを無視した運営や大会実施の是非などが、問題視されている。
 
 ガウデンツィ会長は感染した選手らの早期治癒を願うと述べつつ、「大人は、自転車に乗る練習を始めた子どもに、ヘルメットを着用するようにと言う。それと同じことだ。子どもは、『ノー』を連呼して言うことを聞かず、自転車に乗った挙げ句に転倒する。そして、以降は自らヘルメットを着用するようになる」とコメント。感染拡大リスクを回避するため、ATPツアーが推奨する規制遵守が、同大会で軽視されていたことを指摘。同時に、ジョコビッチを助言に耳を貸さない子どもと称し、感染者が出たことですべきことを理解したはずと、苦言を呈した。

 同会長は続けて、「今回のことで、容易に感染が起こることが周知されたはず。だから、今後はより慎重になるべきだ。そして後々、(新型コロナウィルスの影響下にある)この状況に対してもう少し寛容になれる時がくる」とコメント。現時点で規制を緩和することは時期尚早との考えを示した。

 ジョコビッチは、同大会公式SNS上で、妻のエレナさんにも陽性反応が出たことを明らかにするとともに、感染したすべての選手と大会関係者へ謝罪している。

 選手の間でも賛否が分かれているツアー再開。多くの人の背中を押すイニシアティブとなるはずのイベントだったが、ジョコビッチの勇み足となってしまったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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