19歳のフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)は、トップ50では最年少選手だが、その振る舞いはすでに、ベテランエリート選手のようである。
オジェ-アリアシムは今年2月にツイッター(@felixtennis)で、2020年シーズンに自身が1ポイント獲得するごとに、5ドルをトーゴの子どもたちの教育のために「エデュチェインジ」へ寄付するという、画期的な内容を発表している。
だが残念なことに、今シーズンのツアーは新型コロナウイルスの影響で、まだ再開できずにいる。そこで彼は、チャリティー内容を大幅に変更した。2019年に獲得したポイント数をプラスするというのだ。
「昨年のポイントも今年のサポートにカウントすることにした。つまり、今3000ポイントを上回っているよ」と語るオジェ-アリアシム。この決断により、少なくとも1万5千ドル(約160万円)を寄付することとなる。
「総合ポイントを増やすためには、今年のツアー再開を待ってはいられなかった。僕の家族も、僕ももっとこのチャリティープロジェクトを支えようと考えたんだ」と、昨年のポイントを加算することにした理由を語る。
しかしなぜ、世界ランク20位とはいえ、19歳にして、これほど積極的にチャリティーに取り組もうと考えているのだろうか。
「スポーツと学校は、価値を広げるために役に立つ。教育に支援することで、未来のリーダーを育てることができるんだ。回りの人が学校に行って、スポーツをしているのを見ることで、本心からモチベーションが湧き上がってくるはずだ。それってとてもポジティブだろう?
学校に行って、スポーツをする機会をできるだけ多くの子どもたちに持ってほしいから、できる限りの支援をする。僕にとっては当然のことだし、この考えが世界中に広まってほしいと思う」
父親の出身地であるトーゴの子どもたちから支援していくと考えているオジェ-アリアシム。この若者の意欲的な行動には感心させられる。
文●誉田優
フリーライター。早稲田大学スポーツ科学部卒業。
Twitter:yu__honda/Instagram:yu__honda
【PHOTO】イケメン多数!テニス界の次世代を担う「期待の若手」プレーヤーたち!
オジェ-アリアシムは今年2月にツイッター(@felixtennis)で、2020年シーズンに自身が1ポイント獲得するごとに、5ドルをトーゴの子どもたちの教育のために「エデュチェインジ」へ寄付するという、画期的な内容を発表している。
だが残念なことに、今シーズンのツアーは新型コロナウイルスの影響で、まだ再開できずにいる。そこで彼は、チャリティー内容を大幅に変更した。2019年に獲得したポイント数をプラスするというのだ。
「昨年のポイントも今年のサポートにカウントすることにした。つまり、今3000ポイントを上回っているよ」と語るオジェ-アリアシム。この決断により、少なくとも1万5千ドル(約160万円)を寄付することとなる。
「総合ポイントを増やすためには、今年のツアー再開を待ってはいられなかった。僕の家族も、僕ももっとこのチャリティープロジェクトを支えようと考えたんだ」と、昨年のポイントを加算することにした理由を語る。
しかしなぜ、世界ランク20位とはいえ、19歳にして、これほど積極的にチャリティーに取り組もうと考えているのだろうか。
「スポーツと学校は、価値を広げるために役に立つ。教育に支援することで、未来のリーダーを育てることができるんだ。回りの人が学校に行って、スポーツをしているのを見ることで、本心からモチベーションが湧き上がってくるはずだ。それってとてもポジティブだろう?
学校に行って、スポーツをする機会をできるだけ多くの子どもたちに持ってほしいから、できる限りの支援をする。僕にとっては当然のことだし、この考えが世界中に広まってほしいと思う」
父親の出身地であるトーゴの子どもたちから支援していくと考えているオジェ-アリアシム。この若者の意欲的な行動には感心させられる。
文●誉田優
フリーライター。早稲田大学スポーツ科学部卒業。
Twitter:yu__honda/Instagram:yu__honda
【PHOTO】イケメン多数!テニス界の次世代を担う「期待の若手」プレーヤーたち!