ネット付近で打つため、ポイントに直結することが多い「ボレー」。特にダブルスにおいては、勝利を導くカギとなるショットである。そこでミドルボレーの基本を石田洋平プロに教えてもらった。今回は、打点と球種について解説してもらった。
「コンチネンタルグリップで打つフォアハンドのミドルボレーの打点は、踏み込み足よりも前になります。ボールが見やすく、打ち負けにくい打点です。片手打ちバックボレーの打点も、踏み込み足よりも前。ラケットを支える右腕の支点となる右肩がフォアより前に来るぶん、さらに前で打つことを意識してもよいでしょう。
ただし両手打ちバックボレーの場合は、ラケットを支える左腕の支点となる左肩が後ろにあり、なおかつ両手でラケットを持つためリーチが短くなる分を差し引くと、打点は引き付け気味になります。踏み込んだ右足の横あたりか、あるいはもう少しカカト寄りになる場合もあります」
それぞれの正しい打点がわかっただろうか。次はスイングにも関係してくる球種について。
「ミドルボレーの球種は、ボールの上からラケットを入れて打つスライスが一般的です。アンダースピンをかけて、距離やスピードを調整しやすい球種です。
ボールの真後ろからラケットを入れるフラットは、上級者向け。レベルが上がるとラリースピードが速くなって、スライスをかけるのが間に合わない場合に、フラットのコンパクトなスイングで弾き返すようにします。ただしバックボレーは押す動作がしにくいので、フラットには向いていません。
ボールの下からラケットを入れてボールをなで上げるスピンボレーを打つプレーヤーも、まれにいます。こうした高度な球種を初級者が打てる必要はありませんが、将来的に挑戦してみてもよいでしょう」
3回にわたり、ミドルボレーの考え方、グリップ、構え、打ち方、打点、球種について解説してもらった。全て基本となる大切なことなので、練習する時はこの内容を思い出して意識して取り組んでみてほしい。
解説=石田洋平(小松屋)
オーストラリアのプロコーチ資格を持ち、国内で選手として全日本選手権の単複に出
場をするなど活躍後、コーチに。軽井沢国際トーナメント5連覇他、数多くの優勝経
験を誇る。わかりやすい言葉を使ったレッスンは「すぐうまくなれる」と評判が高い。
構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2019年9月号から抜粋・再編集
【PHOTO】イケメン多数!テニス界の次世代を担う「期待の若手」プレーヤーたち!
「コンチネンタルグリップで打つフォアハンドのミドルボレーの打点は、踏み込み足よりも前になります。ボールが見やすく、打ち負けにくい打点です。片手打ちバックボレーの打点も、踏み込み足よりも前。ラケットを支える右腕の支点となる右肩がフォアより前に来るぶん、さらに前で打つことを意識してもよいでしょう。
ただし両手打ちバックボレーの場合は、ラケットを支える左腕の支点となる左肩が後ろにあり、なおかつ両手でラケットを持つためリーチが短くなる分を差し引くと、打点は引き付け気味になります。踏み込んだ右足の横あたりか、あるいはもう少しカカト寄りになる場合もあります」
それぞれの正しい打点がわかっただろうか。次はスイングにも関係してくる球種について。
「ミドルボレーの球種は、ボールの上からラケットを入れて打つスライスが一般的です。アンダースピンをかけて、距離やスピードを調整しやすい球種です。
ボールの真後ろからラケットを入れるフラットは、上級者向け。レベルが上がるとラリースピードが速くなって、スライスをかけるのが間に合わない場合に、フラットのコンパクトなスイングで弾き返すようにします。ただしバックボレーは押す動作がしにくいので、フラットには向いていません。
ボールの下からラケットを入れてボールをなで上げるスピンボレーを打つプレーヤーも、まれにいます。こうした高度な球種を初級者が打てる必要はありませんが、将来的に挑戦してみてもよいでしょう」
3回にわたり、ミドルボレーの考え方、グリップ、構え、打ち方、打点、球種について解説してもらった。全て基本となる大切なことなので、練習する時はこの内容を思い出して意識して取り組んでみてほしい。
解説=石田洋平(小松屋)
オーストラリアのプロコーチ資格を持ち、国内で選手として全日本選手権の単複に出
場をするなど活躍後、コーチに。軽井沢国際トーナメント5連覇他、数多くの優勝経
験を誇る。わかりやすい言葉を使ったレッスンは「すぐうまくなれる」と評判が高い。
構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2019年9月号から抜粋・再編集
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