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国内テニス

復帰が延びた錦織圭は34位。世界60位を破った内山靖崇は3つ上げて86位に【テニス/日本男子ランキング】

スマッシュ編集部

2020.08.31

日本人トップの34位に位置する錦織圭(左)と、86位にランクアップした内山靖崇(右)。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

日本人トップの34位に位置する錦織圭(左)と、86位にランクアップした内山靖崇(右)。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 男子テニスのATPツアーは8月下旬から再開し、ATPランキングも更新されるようになった。8月31日発表のランキングから、日本人選手の動向をお伝えしよう。

 シングルスでは、日本人最上位の錦織圭が前週から3つ落として34位。ヒジの故障による長期休養から、8月22日開幕のウェスタン&サザン・オープン(アメリカ・ニューヨーク/ATP1000)で復帰予定だったが、直前に新型コロナウイルス感染が判明し、欠場を余儀なくされた。続く同会場での全米オープンもスキップし、復帰は9月8日からのクレー大会「ジェネラリ・オープン」(オーストリア・キッツビューエル/ATP250)を予定している。

 全米からのツアー参戦を選択し、W&Sオープンを見送った西岡良仁は、1つ下げて49位に。W&Sオープン予選に挑んだ内山靖崇は、初戦でATP60位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)に勝利し、2回戦でリカルダス・ベランキス(リトアニア)にファイナル・タイブレークで敗れたが、3ランクアップの86位としている。

 杉田祐一とダニエル太郎は同予選1回戦で敗退。杉田は1つダウンの88位、ダニエルは前週と同じ112位となっている。
 
 なお、現在ATPは暫定的なランキング制度を採用している。通常は過去52週の成績で計算するが、コロナ禍の特別措置として2019年3月~20年12月までの大会を対象にし、獲得ポイントが多い18大会をもとに算出。前年と同じ大会に出場した場合は、成績上位の方が加算される。

 以下は日本男子の上位のランキング。

◆男子シングルス(日本選手上位15人)
34位(▼3)錦織圭(日清食品)
49位(▼1)西岡良仁(ミキハウス)
86位(△3)内山靖崇(積水化学工業)
88位(▼1)杉田祐一(三菱電機)
112位(――)ダニエル太郎(エイブル)
119位(▼2)添田豪(GODAI)
157位(▼3)伊藤竜馬(北日本物産)
229位(▼2)綿貫陽介(日清食品)
236位(▼1)守屋宏紀(北日本物産)
272位(▼2)関口周一(Team REC)
308位(▼6)今井慎太郎(イカイ)
316位(▼3)内田海智(富士薬品)
318位(▼3)清水悠太(三菱電機)
398位(▼1)野口莉央(明治安田生命)
416位(▼1)高橋悠介(三菱電機)

◆男子ダブルス(日本選手上位5人)
61位(▼3)マクラクラン勉(イカイ)
187位(▼3)松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)
341位(▼1)今井慎太郎(イカイ)
405位(――)守屋宏紀(北日本物産)
448位(▼1)内山靖崇(積水化学工業)

構成●スマッシュ編集部

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