海外テニス

ジョコビッチ失格に反応したキリオスの“皮肉アンケート”が話題「俺なら何年間、出場停止になる?」

THE DIGEST編集部

2020.09.07

ジョコビッチ(左)の全米オープン失格に、オーストラリアのキリオス(右)がTwitterで反応した。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチは6日(日本時間7日)、パブロ・カレノブスタとの全米オープン4回戦で、線審にボールをぶつけてしまい、危険行為によって失格となった。予想外の出来事に衝撃の声が広がる中、世界ランク40位のニック・キリオスは自身のTwitter(@NickKyrgios)を更新し、皮肉の投稿をアップした。

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 新型コロナウイルスの感染リスクを懸念し、全米オープンには欠場を表明しているキリオス。ツアー中断期間には、ジョコビッチが主催したエキジビション大会「アドリア・ツアー」でクラスターが発生したことをめぐり、出場選手を含む大会関係者へ厳しい批判を続けていた。

 そして今回はTwitterのアンケート機能に「ジョーカー(ジョコビッチの愛称)の事件を俺に置き換えてみてください。故意ではなくボールキッズの喉にボールをぶつけてしまいました。さて俺なら何年間、出場停止になる?」とツイート。選択肢には「5年?」「10年?」「20年?」の3つを提示している。
 
 テニスファンからは「ツイートを待っていました」「あなたは間違いなく長くなる」「永久追放になるだろう」などとコメントが相次いだ一方、一部からは「あなたはもっと悪いことをやってきた。コートの内外で」「あなたの幼稚な行動が続くのは悲しい」といった批判の声も寄せられている。また、このツイートには8時間で12万件の回答が寄せられ、その過半数は「20年」となっている。

 ジョコビッチの敗退により、今年度の全米オープンでは新王者が誕生することが決定。今回の行為でジョコビッチは、失格処分のペナルティーとして今大会での全獲得ポイントの失効、獲得賞金の没収に加え、危険行為に対する罰金も課される。

構成●THE DIGEST編集部
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【動画&画像】線審にボールが直撃する瞬間と、キリオスの皮肉アンケート