全米オープン女子シングルス決勝で、元世界１位のビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）を破って、グランドスラム３勝目を挙げた大坂なおみ。

　女子テニス界のニューアイコンとなりつつある彼女のもとには、テニス選手仲間はもちろん、NBA選手のレブロン・ジェームズ氏や、スキー滑降のオリンピック金メダリストであるリンゼイ・ボン氏、さらに日本からは安倍晋三首相など、各界の著名人から祝福のメッセージが寄せられている。

　そしてその“祝福者リスト”に、さらなる大物が加わった。それは、元アメリカ大統領夫人であるミシェル・オバマ氏だ。
  　アフリカ系アメリカ人として、アメリカ初のファーストレディーとなったミシェル夫人は、大坂が優勝直後に投稿した印象的な４枚の写真のツイートを、引用リツイートする形で、「よくやったわナオミ・オオサカ」と拍手の絵文字と共に投稿した。

　突然の元ファーストレディーからの祝福に驚いた大坂は、さらに夫人の投稿を引用リツイートしつつ「みんなこれ見て！」と大はしゃぎ。この彼女の反応には、多くのファンから「可愛い！」「おめでとうナオミ！」「本当によくやったわ！」といったコメントが寄せられていた。

　今回の全米オープンでは、黒人差別への抗議として、被害者の名前が記された７枚の黒マスクを用意した大坂。勝ち上がるごとに１枚ずつ着用するとして、１回戦後には残りの６枚すべてを披露したいと明かしていたが、宣言通り圧巻のプレーをもってしてそれを成し遂げた。

　現在の大坂は、おそらくテニス界で最も注目を集める人物であろう。日本人として、それを誇りに思うとともに、今後もさらなるに活躍に期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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