海外テニス

大坂に逆転負けで全米準Vのアザレンカ。全豪女王にダブルベーグルで完封勝利

スマッシュ編集部

2020.09.18

8月のツアー再開以降、好調を維持しているアザレンカ。(C)GettyImages

 元世界1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が、『イタリア国際(イタリア/ローマ)』の女子シングルス2回戦に登場。今年初旬の全豪オープンを制した第3シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を6-0、6-0のダブルベーグルで下した。

 アザレンカは、約1週間前に行なわれた全米オープン女子シングルス決勝で、大坂なおみに逆転で敗れて準優勝となったばかり。さらにその前哨戦であるウェスタン&サザン・オープンでも決勝に進出していたため、約1カ月に渡り試合を戦い続けているが、変わらず好調を維持している。
 
 全豪女王に対し「彼女が何をしてくるかよりも、今日自分がコートで何ができるかに集中していた」というアザレンカ。「サービスゲームをスマートに行なえた」という言葉通り、88%と非常に高い確率で1stサービスを成功させ、積極的に攻めたリターンゲームでも、相手の2ndサービスでの全21ポイント中、16ポイントを奪う好プレーぶりを見せた。

 アザレンカは3回戦で、予選勝者のダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。

 一方、全米優勝の大坂なおみは、現在大会に出場しておらず、18日には全仏オープンの欠場を発表。ウェスタン&サザン・オープンから悩まされていた、左脚ハムストリングのケガが影響しているようだ。

構成●スマッシュ編集部

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