ドイツ・ハンブルクで行なわれている男子テニスのATP500シリーズ『ヨーロピアン・オープン』での、アレクサンダー・バブリクのプレーが物議を醸している。
世界ランク56位のバブリクは、220キロを超える弾丸サーブに、ドロップショットやダブルファーストといった変則的なプレーを得意とするカザフスタン国籍の23歳。今大会はラッキールーザーから本戦に出場し、1回戦で格上相手にストレート勝利を収めると、23日に行なわれた2回戦では20歳の新星、フェリックス・オジェ-アリアシムとの若手対決となった。
ゲームカウント3-4で迎えたバブリクのサービスゲーム。ゲームポイントを握ったバブリクは、いつも通り地面にボールをついていたかと思うと、目線を下げたままラケットをひょいと下から出し、アンダーサービスを放った。速いサーブを予測していたアリアシムはこれに反応できず、ポイントはバブリクに。見事、意表をついてサービスキープに成功したバブリクは笑顔を浮かべ、嬉しそうに手を広げるジェスチャーを見せた。
同プレー後、『TennisTV』はこの映像を公式インスタグラム(@tennistv)に公開。すると、一部ファンからは「これは禁止にすべきだ」「馬鹿げてる」「今のテニス界にはリスペクトがない」と批判の声が上がった一方、「ルールではOKなのに、なぜ騒ぐのかわからない」「ドロップショットは良くて、アンダーサーブはダメなのか?」といったバブリクのプレーを支持するコメントも寄せられた。
これまでも、アンダーサーブは度々議論を巻き起こしてきた。昨年2月の『メキシコ・オープン』では、ニック・キリオスが当時世界2位のラファエル・ナダルにアンダーサーブを放ち、会場は大ブーイングに。さらに前へと遡ると、89年の全仏オープン4回戦でマイケル・チャンが見せた同様のプレーには批判の声が多く上がった。選手の中でも賛否両論あるようで、これからも意見は分かれていきそうだ。
この試合はバブリクが6-4、6-2で勝利し、ベスト8に進出。次戦の準々決勝は錦織圭、ヤニック・ハンフマンを下して勝ち上がってきたクリスチャン・ガリンと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
世界ランク56位のバブリクは、220キロを超える弾丸サーブに、ドロップショットやダブルファーストといった変則的なプレーを得意とするカザフスタン国籍の23歳。今大会はラッキールーザーから本戦に出場し、1回戦で格上相手にストレート勝利を収めると、23日に行なわれた2回戦では20歳の新星、フェリックス・オジェ-アリアシムとの若手対決となった。
ゲームカウント3-4で迎えたバブリクのサービスゲーム。ゲームポイントを握ったバブリクは、いつも通り地面にボールをついていたかと思うと、目線を下げたままラケットをひょいと下から出し、アンダーサービスを放った。速いサーブを予測していたアリアシムはこれに反応できず、ポイントはバブリクに。見事、意表をついてサービスキープに成功したバブリクは笑顔を浮かべ、嬉しそうに手を広げるジェスチャーを見せた。
同プレー後、『TennisTV』はこの映像を公式インスタグラム(@tennistv)に公開。すると、一部ファンからは「これは禁止にすべきだ」「馬鹿げてる」「今のテニス界にはリスペクトがない」と批判の声が上がった一方、「ルールではOKなのに、なぜ騒ぐのかわからない」「ドロップショットは良くて、アンダーサーブはダメなのか?」といったバブリクのプレーを支持するコメントも寄せられた。
これまでも、アンダーサーブは度々議論を巻き起こしてきた。昨年2月の『メキシコ・オープン』では、ニック・キリオスが当時世界2位のラファエル・ナダルにアンダーサーブを放ち、会場は大ブーイングに。さらに前へと遡ると、89年の全仏オープン4回戦でマイケル・チャンが見せた同様のプレーには批判の声が多く上がった。選手の中でも賛否両論あるようで、これからも意見は分かれていきそうだ。
この試合はバブリクが6-4、6-2で勝利し、ベスト8に進出。次戦の準々決勝は錦織圭、ヤニック・ハンフマンを下して勝ち上がってきたクリスチャン・ガリンと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部