テニス四大大会『全仏オープン(フランス/パリ/クレー)』の男子シングルスでは、ラファエル・ナダル(スペイン)が、前人未到の13回目の優勝、大会通算100勝を達成した。また、この結果により、ナダルはグランドスラム通算優勝回数を男子史上最多タイの20とし、ついにロジャー・フェデラー(スイス)の記録に肩を並べた。
試合終了直後に、「史上最高のライバル」と称されるフェデラーが自身のインスタグラム(@rogerfederer)とツイッターでナダルへ長文のメッセージを送って話題になっている。
「人として、またチャンピオンとして、友人のラファ(ナダル)には常に大きな尊敬の念を抱いています。自分の長年の最も偉大なライバルとして、僕たちはより良い選手になるためにお互いを高め合ってきました。だから、彼の20回目のグランドスラム優勝を祝福することは、本当に誇らしいことです。全仏オープンで13回も優勝することは本当に驚くべき記録で、スポーツ界においても最も偉大な記録の1つでしょう」と、ナダルを大々的に称えていた。
続けて、「この記録は1人では成しえないことだから、彼のチームにもお祝いの言葉を送りたいと思います。この20という数字はお互いにまだまだ続く旅のステップに過ぎないことを願っています。ラファ、よくやった。称賛に値するよ」と、ナダルの大記録達成を心から喜んでいたようだ。
フェデラーとナダルの美しいともいうべき友情に、多くのテニスファンから「あなたたち2人は素晴らしいチャンピオンだ!」「偉大なライバル!」「リスペクトに溢れている!」など、反響の声が続々と寄せられていた。
ファンからだけでなく、準々決勝で敗れたドミニク・ティーム(オーストリア)からも、「2人とも驚きの記録だよ!」とのリアクション。さらに右膝のケガで戦列を離れているホアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)は「伝説、そして友情」という短い言葉に2つの王冠マークを付けてコメントを残していた。
長きにわたり、テニス界のレジェンドとしてツアーを牽引してきたからこそ、フェデラーはナダルの大記録達成を誰よりも喜んでいたのかもしれない。今後も変わらず、年齢を感じさせないプレーで、さらにテニス界を盛り上げていくことを多くのテニスファンが願っている。
文●中村光佑
【PHOTO】あの名シーンも!史上屈指のライバル、フェデラー&ナダルの"若かりし頃"ギャラリー
試合終了直後に、「史上最高のライバル」と称されるフェデラーが自身のインスタグラム(@rogerfederer)とツイッターでナダルへ長文のメッセージを送って話題になっている。
「人として、またチャンピオンとして、友人のラファ(ナダル)には常に大きな尊敬の念を抱いています。自分の長年の最も偉大なライバルとして、僕たちはより良い選手になるためにお互いを高め合ってきました。だから、彼の20回目のグランドスラム優勝を祝福することは、本当に誇らしいことです。全仏オープンで13回も優勝することは本当に驚くべき記録で、スポーツ界においても最も偉大な記録の1つでしょう」と、ナダルを大々的に称えていた。
続けて、「この記録は1人では成しえないことだから、彼のチームにもお祝いの言葉を送りたいと思います。この20という数字はお互いにまだまだ続く旅のステップに過ぎないことを願っています。ラファ、よくやった。称賛に値するよ」と、ナダルの大記録達成を心から喜んでいたようだ。
フェデラーとナダルの美しいともいうべき友情に、多くのテニスファンから「あなたたち2人は素晴らしいチャンピオンだ!」「偉大なライバル!」「リスペクトに溢れている!」など、反響の声が続々と寄せられていた。
ファンからだけでなく、準々決勝で敗れたドミニク・ティーム(オーストリア)からも、「2人とも驚きの記録だよ!」とのリアクション。さらに右膝のケガで戦列を離れているホアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)は「伝説、そして友情」という短い言葉に2つの王冠マークを付けてコメントを残していた。
長きにわたり、テニス界のレジェンドとしてツアーを牽引してきたからこそ、フェデラーはナダルの大記録達成を誰よりも喜んでいたのかもしれない。今後も変わらず、年齢を感じさせないプレーで、さらにテニス界を盛り上げていくことを多くのテニスファンが願っている。
文●中村光佑
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