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「眠る時は真っ暗。眠れない時は一人しりとり」、錦織が明かす睡眠へのこだわり

スマッシュ編集部

2019.09.24

「寝るのが、何よりも自分の身体を回復させてくれる」と語る錦織には、眠りに対するこだわりがあった…。写真:徳原隆元(THE DIGEST写真部)

 9月24日、都内で「エアウィーヴ 未来寝具コンセプト発表会」が開催された。これは来るべき東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村に、エアウィーヴの体型に合わせてカスタマイズ可能な最新マットレス(計26,000個)の正式導入決定を発表するもの。会場にはゲストとしてエアウィーヴのグローバルアンバサダーを務める錦織圭と、修造チャレンジで同社のサポートを受けている松岡修造氏がゲスト出演した。

 2009年のサンノゼ・オープンの時から、エアウィーヴを愛用しているという錦織の、眠りに対してのこだわりとは何か。今回の発表会では、普段は聞かれない錦織の「睡眠に関する」興味深いトークが繰り広げられた。

錦織にとって、寝ることとは?

「昔から趣味みたいなところがあって、寝るのが好きで、どこにいても寝られるタイプの人間です。車の中だったり、飛行機もすぐに眠りに落ちてしまいます。寝るのが、何よりも自分の身体を回復させてくれます。人間の持っている力というか、もちろん食べることだったり、治療することだったり、色々ありますけど、眠ってこそしっかりと身体が回復してくれる。自分の好きなことであるけど、アスリートにとっても、すごく大事なことだと思います」
眠れない時は、どうしているのか?

「基本的に『しりとり』をして、そのまま寝るパターンが多い。自分なりの縛りを決めてやります。3文字とか4文字とか」

寝る時のこだわりは?

「真っ暗にしないと嫌なので、アメリカの家も遮光カーテンにしたりして、なるべく光が入らないようにしています。光があるとよく寝れないので。だから、明るい部屋で寝る人や、テレビをつけたまま寝る人の気持ちがよくわかりません。(試合の合間などの短い時間では)タオルを目の上に置いたりします。ただ、基本的にどこでも寝られるので、短時間のスリープの場合は、そんなに明かりは気にしません」

マットレスへのこだわり

「運動して疲れているので、よく寝れます。ただ、その際のマットレスは非常に大事です。これは最近の話ですが、エアウィーヴを持っていけない所に行った際、そこのベッドが自分に合わなくて。ベッドの上の布団の部分だけを床に敷いて寝たこともあります。そんなこともあるので、自分としてはマットレスにはこだわりを持っています」
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