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海外テニス

「時間が足りなかった」フェデラーが全豪での復帰を見送り。大会側が公式HPで発表

スマッシュ編集部

2020.12.28

全豪での復帰には、ヒザの回復が間に合わなかったようだ。(C)Getty Images

全豪での復帰には、ヒザの回復が間に合わなかったようだ。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク5位のロジャー・フェデラー(スイス)が、復帰を予定していた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、グランドスラム)を欠場することを、大会公式HP(https://ausopen.com)が発表した。

 2020年の全豪オープンでは準決勝に進出するも、その後は右ヒザの手術のためツアーを離脱。新型コロナウイルスによるツアー中断中には右ヒザに2度目の手術を施し、シーズン中の復帰を断念していた。

 全豪オープンの公式HPでは、フェデラーの欠場についてのアナウンスと、トーナメントディレクターであるグレイグ・タイリー氏のコメントを公開。

 タイリー氏は「ロジャーには、グランドスラムの厳しい戦いに備えるための時間が足りませんでした。彼自身も、2021年にメルボルンに来られないことを非常に残念に思っています」とした。
 
 続けて、「全豪オープンは彼の心の中で常に特別な場所です。AO(全豪オープン)を最初に『ハッピースラム』と呼んだのはロジャーでした。私たちは、彼の復帰がうまくいくように願っています。2022年にメルボルンで会えることを楽しみにしています」と話した。

 今年の8月には40歳の誕生日を迎えるフェデラー。年齢的にも、ケガや手術がかなりの負担になっていることは間違いないだろう。残された時間がそう長くないことは本人も明言していたが、ファンとしてはもう一度彼がコートに戻り、できるだけ長く活躍する姿を見せてくれるよう願うばかりだ。

構成●スマッシュ編集部

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