12月29日に男子テニスの錦織圭が31歳の誕生日を迎え、テニス界から続々と祝福のコメントが寄せられている。

『ATP TENNIS TV』の公式ツイッターでは「世界最高峰のライバルに対し、魔法をかけられる男。31歳の誕生日おめでとう錦織圭」と綴り、ビッグ３（フェデラー、ナダル、ジョコビッチ）を相手にスーパープレーを披露する錦織を動画で紹介している。動画は約２分半にわたり、フェデラーやナダルからバックハンドでパッシングショットを決める姿やジョコビッチとの壮絶なラリーから得点を奪う場面が収められている。

『全米オープン』の公式はこれまでに錦織が残してきた成績を紹介。「2014年の全米ファイナリストで12個のシングルスタイトルを持ち、ATP405勝、12度のグランドスラムベスト８進出の記録を持つ選手」と題した上で、「誕生日おめでとう！」と綴っている。

　その他、『全豪オープン』や2014・15年に連覇を果たした『バルセロナ・オープン』も錦織へ誕生日を祝うツイートを投稿している。
  　また、錦織は練習拠点としているIMGアカデミーの誕生日メッセージをリツイートした上で、自身のツイッター（@keinishikori）を更新。両手を合わせるマークとグッドマークで応じ、感謝の気持ちを示している。これを見たテニスファンからも「お誕生日おめでとうございます！」「素敵な1年になりますように！」などの声が上がっていた。

　2020年は右ヒジのケガから復活を果たしたものの、全仏オープンで右肩を負傷し、現在はリハビリに励んでいる錦織。2021年は２月にオーストラリアで開催されるATPカップ（国別対抗戦）から復帰を予定している。来季は初のビッグタイトル獲得を目標に、31歳の年を充実した1年となることを期待したい。

文●中村光佑

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