男子テニス世界ランク11位のガエル・モンフィス（フランス）が、オーストリア人コーチのギュンター・ブレスニク氏をチームに迎え入れたことが明らかとなった。

　ブレスニク氏は過去に、元世界ランク１位のボリス・ベッカー（ドイツ）やアンリ・ルコント（フランス）といった名プレーヤーを指導し、2004年から2019年までの15年間は、ドミニク・ティーム（オーストリア）のコーチを務めていたことで知られる。

　海外テニスメディア『UBITENNIS』によると、ブレスニク氏はオフシーズン中からすでにモンフィスへのコーチングを開始しており、最近のインタビューで「ガエルとは長い付き合いだ。エルネスツ・グルビスやステファン・ロクビラー（オーストリアの元選手）の息子と一緒にスペインで練習に取り組んだ」と語っている。
  　現在世界ランク11位のモンフィスは、昨シーズン初頭の全豪オープン後に出場したツアー２大会で連続優勝。その次の大会でもベスト４に進出するなどの大活躍を見せた。しかし、新型コロナウイルスの影響によるツアー中断が明けたシーズン後半戦では、出場した４大会すべてで初戦敗退と苦しい時間を過ごしていた。

　モンフィスは元々、ブレスニク氏と同じオーストリア人コーチのリヒャルト・ラッケルスハウゼン氏に師事していたが、今回は追加の招へいという形となり、今後は３人タッグでツアーを周るようだ。

構成●スマッシュ編集部

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