女子テニス世界ランク３位の大坂なおみ（日清食品）が、女子サッカークラブ『ノースカロライナ・カレッジ』の共同オーナー兼戦略アドバイザーに就任することが、同クラブの公式サイトで発表された。

　ノースカロライナ・カレッジは、米国の女子サッカープロリーグ、NWSL（ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ）で過去２度のリーグ優勝を誇る強豪クラブで、大坂がスポーツチームに投資するのは今回が初めてのこと。

　公式サイトでは、共同オーナーの就任に際しての大坂のコメントを掲載。「私の成長をサポートしてくれた多くの女性たちが、今日の私を作り上げてくれました。彼女たちがいなければ、私はどこで何をしていたのかわかりません」と自身の過去を振り返りつつ、「そのため、ノースカロライナ・カレッジの共同オーナーになれることを誇りに思います」と、女性アスリートをサポートする側になれたことを喜んだ。
  　また、戦略アドバイザーという肩書については、「ブランド力の成長や女子スポーツの促進運動、次世代女子アスリートをサポートし、社会的な問題に取り組むことについて、より戦略的なアドバイザーとして関与する予定です」とし、すでにいくつかのプランを練っているという。

　大坂はその後、自身のツイッターでも同様のコメントを投稿。共に公開された３枚の写真では、97番の背番号がプリントされたクラブのユニフォームを披露している。

構成●スマッシュ編集部

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