テニスの四大大会『全豪オープン』(オーストラリア/メルボルン)は9日に男子シングルス1回戦が行なわれ、主催者推薦で出場した世界267位のタナシ・コキナキス(オーストラリア)が、同97位のクォン・スンウ(韓国)を6-4、6-1、6-1で下し、6年ぶりの2回戦進出を果たした。
同郷のニック・キリオスとともにオーストラリアのテニス界を担う存在として注目を浴びながらも、度重なるケガに悩まされてきた24歳のコキナキス。成績が低迷する中でつかんだ勝利は自身にとって特別なものであったようで、試合後には喜びを噛み締めながらベンチで涙を流していた。
そんなコキナキスのもとに思わぬ人物から届いた祝福メッセージが、多くのテニスファンの間で話題となっている。その人物とは39歳にして今なお世界のトップに君臨し続けるレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス)だ。
コキナキスは自身のインスタグラムのストーリーで実際にフェデラーから受け取ったメッセージを掲載。そこには「タナサ(フェデラーが付けたコキナキスのあだ名)、いい試合だったね。僕もうれしいよ」と記されており、フェデラーもコキナキスの勝利後の涙に心を打たれたようだ。
これにはコキナキスもびっくり。興奮のあまり思わず「なんてことだ」と驚きの声を上げたが、その後はフェデラーのアカウントをタグ付けした上で、両手を合わせる絵文字を使って感謝の気持ちを示している。
強力なフォアハンドやサービスを持ち、2018年のマイアミではフェデラーを破るなど、ポテンシャルの高さを認められているコキナキス。2年ぶりの出場となった全豪での勝利を自信に変え、さらなる上位進出を狙いたいところだ。
文●中村光佑
【PHOTO】プレーの合間に垣間見えるフェデラーらトッププロの素顔
同郷のニック・キリオスとともにオーストラリアのテニス界を担う存在として注目を浴びながらも、度重なるケガに悩まされてきた24歳のコキナキス。成績が低迷する中でつかんだ勝利は自身にとって特別なものであったようで、試合後には喜びを噛み締めながらベンチで涙を流していた。
そんなコキナキスのもとに思わぬ人物から届いた祝福メッセージが、多くのテニスファンの間で話題となっている。その人物とは39歳にして今なお世界のトップに君臨し続けるレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス)だ。
コキナキスは自身のインスタグラムのストーリーで実際にフェデラーから受け取ったメッセージを掲載。そこには「タナサ(フェデラーが付けたコキナキスのあだ名)、いい試合だったね。僕もうれしいよ」と記されており、フェデラーもコキナキスの勝利後の涙に心を打たれたようだ。
これにはコキナキスもびっくり。興奮のあまり思わず「なんてことだ」と驚きの声を上げたが、その後はフェデラーのアカウントをタグ付けした上で、両手を合わせる絵文字を使って感謝の気持ちを示している。
強力なフォアハンドやサービスを持ち、2018年のマイアミではフェデラーを破るなど、ポテンシャルの高さを認められているコキナキス。2年ぶりの出場となった全豪での勝利を自信に変え、さらなる上位進出を狙いたいところだ。
文●中村光佑
【PHOTO】プレーの合間に垣間見えるフェデラーらトッププロの素顔