テニスの四大大会『全豪オープン』(オーストラリア/メルボルン)は8日に男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク16位で第15シードのパブロ・カレノブスタ(スペイン)が同41位の錦織圭を7-5、7-6、6-2で下し、2回戦進出を決めた。
2019年の同大会4回戦で5時間にも及ぶ激闘の末、錦織に大逆転を許し、敗北を喫していたカレノブスタ。苦い経験を味わっただけに、今回はリベンジに燃えていたようだ。終始気持ちを全面に出したプレーを見せ、持ち味の粘り強いストロークで錦織から勝利をつかみ取った。
試合後のインタビューに応じたカレノブスタは「気温がそれほど高くなかったことを考慮しても、サーフェスはとても速かった。だから自分が先にラリーを展開して、早めに仕掛けていった」と勝因を分析した上で、「1回戦とはいえ、とても注目されていたように感じた。試合自体はあの時(2019年全豪)ほどのレベルではなかったけど、自分にとっては重要な勝利」と喜びを語った。
また、カレノブスタは試合終了直後に自身のインスタグラムを更新。ガッツポーズを作った場面を捉えた写真を掲載し、「錦織のような手強い相手に勝てたことがとても嬉しい。次は2回戦です」と綴っている。
昨年の全米オープンでもベスト4入りを果たすなど、ハードコートで好成績を残しているカレノブスタ。今大会の勝ち上がりに注目したいところだ。
文●中村光佑
2019年の同大会4回戦で5時間にも及ぶ激闘の末、錦織に大逆転を許し、敗北を喫していたカレノブスタ。苦い経験を味わっただけに、今回はリベンジに燃えていたようだ。終始気持ちを全面に出したプレーを見せ、持ち味の粘り強いストロークで錦織から勝利をつかみ取った。
試合後のインタビューに応じたカレノブスタは「気温がそれほど高くなかったことを考慮しても、サーフェスはとても速かった。だから自分が先にラリーを展開して、早めに仕掛けていった」と勝因を分析した上で、「1回戦とはいえ、とても注目されていたように感じた。試合自体はあの時(2019年全豪)ほどのレベルではなかったけど、自分にとっては重要な勝利」と喜びを語った。
また、カレノブスタは試合終了直後に自身のインスタグラムを更新。ガッツポーズを作った場面を捉えた写真を掲載し、「錦織のような手強い相手に勝てたことがとても嬉しい。次は2回戦です」と綴っている。
昨年の全米オープンでもベスト4入りを果たすなど、ハードコートで好成績を残しているカレノブスタ。今大会の勝ち上がりに注目したいところだ。
文●中村光佑