テニスの四大大会『全豪オープン』は14日に女子シングルス4回戦が行なわれ、世界ランク3位の大坂なおみが同14位のガルビネ・ムグルサ(スペイン)を4―6、6―4、7―5と大接戦の末に下し、本大会2年ぶりとなるベスト8入りを果たした。
一時はマッチポイントを2本握られ、絶体絶命のピンチを迎えた大坂だったが、土壇場で驚異的な粘りを見せ、大逆転で勝利を収めた。
試合後のオンコートインタビューに応じた大坂は「今回は初めての対戦ということで、自分に何を期待すればよいのかわからなかった。正直今日は相手を恐れていた」と不安を抱えていたことを明かした上で、「マッチポイントを握られた時はとにかくファーストサーブとミスをしないことに集中した。緊張と興奮が入り混じったけど、この舞台(4回戦)で試合を楽しむことができた」と振り返った。
苦しみながらも勝利をつかみ取った大坂に、世界からも称賛の声が上がっている。
スペインのテニスメディア『Punto de Break』は「大坂なおみが2本のマッチポイントをセーブし、難敵ムグルサに競り勝った」と題し、「窮地に立たされながらもそれを切り抜けたナオミのメンタリティが印象的だった」と伝えている。
また、テニス系海外メディアの『Tennis.com』も「劣勢だった大坂なおみが逆転でムグルサに勝利」と大々的に報じた上で、「2019年の全豪王者が昨年の準優勝者を相手に究極のパフォーマンスを披露。最後まで決してあきらめることはなかった」と大坂に賛辞を送っている。
準々決勝の相手は世界71位のシェイ・スーウェイ(台湾)。両手パワーを逆手にとったトリッキーなショットを繰り出す難敵で、大坂自身も「正直言うと楽しみな相手ではない」と警戒しているほどだ。2度目の全豪制覇に向け、厳しい戦いは続いていくが、次戦も大坂らしいプレーでまた1つ壁を乗り越えてほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】2度目の全豪オープン制覇へ! メルボルンで躍動する大坂なおみ
一時はマッチポイントを2本握られ、絶体絶命のピンチを迎えた大坂だったが、土壇場で驚異的な粘りを見せ、大逆転で勝利を収めた。
試合後のオンコートインタビューに応じた大坂は「今回は初めての対戦ということで、自分に何を期待すればよいのかわからなかった。正直今日は相手を恐れていた」と不安を抱えていたことを明かした上で、「マッチポイントを握られた時はとにかくファーストサーブとミスをしないことに集中した。緊張と興奮が入り混じったけど、この舞台(4回戦)で試合を楽しむことができた」と振り返った。
苦しみながらも勝利をつかみ取った大坂に、世界からも称賛の声が上がっている。
スペインのテニスメディア『Punto de Break』は「大坂なおみが2本のマッチポイントをセーブし、難敵ムグルサに競り勝った」と題し、「窮地に立たされながらもそれを切り抜けたナオミのメンタリティが印象的だった」と伝えている。
また、テニス系海外メディアの『Tennis.com』も「劣勢だった大坂なおみが逆転でムグルサに勝利」と大々的に報じた上で、「2019年の全豪王者が昨年の準優勝者を相手に究極のパフォーマンスを披露。最後まで決してあきらめることはなかった」と大坂に賛辞を送っている。
準々決勝の相手は世界71位のシェイ・スーウェイ(台湾)。両手パワーを逆手にとったトリッキーなショットを繰り出す難敵で、大坂自身も「正直言うと楽しみな相手ではない」と警戒しているほどだ。2度目の全豪制覇に向け、厳しい戦いは続いていくが、次戦も大坂らしいプレーでまた1つ壁を乗り越えてほしい。
文●中村光佑
【PHOTO】2度目の全豪オープン制覇へ! メルボルンで躍動する大坂なおみ