テニス四大大会「全豪オープン」(2月8日~21日/オーストラリア・メルボルン)の男子シングルス3回戦で、第1シードのジョコビッチにアクシデントが起こった。
アメリカのテイラー・フリッツに対して、7-6、6-4、3-6、4-6、6-2のフルセットで勝利したジョコビッチ。第3セットで突然メディカルタイムアウトを取り、打ち方も明らかに不自然になっていた。その時の状態を試合後に語った。
「第3セット序盤に、フォアでリターンをしようと素早い動きをして(身体を)回転させた。その時なにか裂けるような感覚があり、何かが起きたと思った。メディカルタイムアウトを取った。すごい痛みだったから、最高量の抗炎症剤を服用したんだ」
右わき腹を抑えて苦しそうなジョコビッチは、その後2セットダウンし2-2となるも、ファイナルセットで見事に勝利をもぎとった。
「正直に言って、どうやって勝ったのかわからない。(勝ったことは)誇りに思うけれど、この故障は何か深刻な状況だから心配だ。次の試合に向けて回復する時間がないから」
ジョコビッチは、13日には練習はせずに医療チームと最善策を模索し、次の試合に立てるように準備をする予定でいる。第2シードのラファエル・ナダルも背中の痛みのために前哨戦のATPカップではプレーしておらず、万全の状態とはいいがたい。上位2名に不安要素が生まれた今、優勝の行方はまったくわからなくなってきた。
ジョコビッチは14日の日曜日に、第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との4回戦が予定されている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】ジョコビッチ、ナダルら2021全豪オープンで躍動するトッププロを厳選ショットで紹介!
アメリカのテイラー・フリッツに対して、7-6、6-4、3-6、4-6、6-2のフルセットで勝利したジョコビッチ。第3セットで突然メディカルタイムアウトを取り、打ち方も明らかに不自然になっていた。その時の状態を試合後に語った。
「第3セット序盤に、フォアでリターンをしようと素早い動きをして(身体を)回転させた。その時なにか裂けるような感覚があり、何かが起きたと思った。メディカルタイムアウトを取った。すごい痛みだったから、最高量の抗炎症剤を服用したんだ」
右わき腹を抑えて苦しそうなジョコビッチは、その後2セットダウンし2-2となるも、ファイナルセットで見事に勝利をもぎとった。
「正直に言って、どうやって勝ったのかわからない。(勝ったことは)誇りに思うけれど、この故障は何か深刻な状況だから心配だ。次の試合に向けて回復する時間がないから」
ジョコビッチは、13日には練習はせずに医療チームと最善策を模索し、次の試合に立てるように準備をする予定でいる。第2シードのラファエル・ナダルも背中の痛みのために前哨戦のATPカップではプレーしておらず、万全の状態とはいいがたい。上位2名に不安要素が生まれた今、優勝の行方はまったくわからなくなってきた。
ジョコビッチは14日の日曜日に、第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との4回戦が予定されている。
構成●スマッシュ編集部
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