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海外テニス

8強決めた大坂なおみ、“苦手克服“にコーチが自信「ナオミはクレーやグラスでもうまくやれる」〈SMASH〉

THE DIGEST編集部

2021.02.16

全豪オープンで順当な勝ち上がりを見せる大坂。準々決勝は、日本時間16日10時半より開始予定だ。(C)Getty Images

全豪オープンで順当な勝ち上がりを見せる大坂。準々決勝は、日本時間16日10時半より開始予定だ。(C)Getty Images

 現在開催中の全豪オープンテニス(2月8日~21日/オーストラリア・メルボルン)で、世界ランク3位の大坂なおみが順調な勝ち上がりを見せている。

【PHOTO】2年ぶり2度目の全豪オープン制覇へ!メルボルンで躍動する大坂なおみ

 今大会、第3シードの大坂は1~3回戦をストレートで勝利し、4回戦ではガルビネ・ムグルサ(スペイン/14位)にマッチポイントを握られながらも、4ー6、6ー4、7ー5で下しての勝ち上がり。2年ぶり2度目のベスト8進出を決めた14日、現在コーチを務めるウィム・フィテッセ氏は、どのサーフェスでもタイトルを狙える実力があると語っている。

 過去には、シモナ・ハレプ、ペトラ・クビトワ、アンジェリーク・ケルバーと、グランドスラム女王を数多く輩出してきたフィテッセ氏。全豪、全米で計3度の優勝を飾るなど、ハードコートで圧倒的な強さを見せる大坂を「本当に優れたハードコートプレーヤー」と表現すると、今年はさらに「クレーとグラスコートのシーズンも楽しみしている」と期待を寄せる。
 
 これまで出場したグランドスラムの中で、クレーコートの全仏、グラスコートのウィンブルドンでは3回戦進出が最高成績。ハードコート以外のサーフェスを苦手とする印象の大坂だが、「彼女がそこ(クレー、グラスコート)でプレーするのを見たい。それらのサーフェスでもうまくやれることは間違いない」とフィテッセ氏は語る。さらに「彼女は今までそのようなサーフェスで成功していなかったので、自信をつけてほしいと思っている」と付け加えた。

 大坂は現地16日、準々決勝で世界71位のシェイ・スーウェイ(台湾/71位)と対戦する。過去の対戦成績は4勝1敗だが、大坂自身も「正直言うと楽しみな相手ではない」と警戒モードだ。トリッキーな難敵に、今度はどのような戦いを見せるのか。彼女のプレーに世界中の注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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