全豪オープンテニス(2月8日~21日/オーストラリア・メルボルン)は、18日に女子シングルス準決勝を実施。世界ランク3位の大坂なおみが、同11位のセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)に6―3、6―4で勝利して決勝進出を果たした。
大坂にとって“憧れの存在”でもあるセレナとの戦い。直近では2019年のトロントで大坂が敗れているが、18年の全米決勝とマイアミでは大坂が勝利して通算成績は2勝1敗。4度目の対決となったこの日の試合は大坂のサービスから始まった。
硬さの見られた第1ゲームではセカンドサービスをセレナに叩かれてブレークを許す苦しい立ち上がり。だが、大坂は冷静にコースを打ち分けセレナを揺さぶり、相手の浅いボールを見逃さずウイナーを沈めるなど徐々にペースをつかんでいく。すると大坂は第4ゲームのブレークバックを含み5ゲームを連取。サービスの確率は36%と苦しみながらも、厳しコースの打ち合いでも一歩も引かず、6-3で第1セットをものにする。
迎えた第2セットの第1ゲーム、早くもセレナのサービスをブレーク。切り返しで一瞬遅れをとるなどフットワークにやや陰りの見え始めた相手に対して、大坂は大きく踏み込んでもバランスを崩すことなく際どいショットを連射。さらにファーストの確率も70%近くまで持ち直しポイントを重ねた。
第8ゲームでブレークを許すが、続く第9ゲームでブレークバックに成功。思うように展開できずに天を仰ぐセレナとは対照的に淡々と試合を運ぶ大坂は、第10ゲームの自身のサービスをきっちりキープして6-4で戦いに終止符を打った。
これで決勝進出が決まった大坂。2度目のタイトルを懸けて戦う決勝の相手は、ジェニファー・ブレイディ(24位/アメリカ)。ブレイディとは昨夏の全米オープンで対戦しており、その時は大坂が勝利しているが、試合はフルセットにもつれ込む接戦となっている。
多くのテニスファンが注目する全豪オープン女子シングルス決勝は、2月20日(土)午後7時30分(日本時間午後5時30分)開始となる。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】2度目の全豪オープン制覇へ! メルボルンで躍動する大坂なおみ
大坂にとって“憧れの存在”でもあるセレナとの戦い。直近では2019年のトロントで大坂が敗れているが、18年の全米決勝とマイアミでは大坂が勝利して通算成績は2勝1敗。4度目の対決となったこの日の試合は大坂のサービスから始まった。
硬さの見られた第1ゲームではセカンドサービスをセレナに叩かれてブレークを許す苦しい立ち上がり。だが、大坂は冷静にコースを打ち分けセレナを揺さぶり、相手の浅いボールを見逃さずウイナーを沈めるなど徐々にペースをつかんでいく。すると大坂は第4ゲームのブレークバックを含み5ゲームを連取。サービスの確率は36%と苦しみながらも、厳しコースの打ち合いでも一歩も引かず、6-3で第1セットをものにする。
迎えた第2セットの第1ゲーム、早くもセレナのサービスをブレーク。切り返しで一瞬遅れをとるなどフットワークにやや陰りの見え始めた相手に対して、大坂は大きく踏み込んでもバランスを崩すことなく際どいショットを連射。さらにファーストの確率も70%近くまで持ち直しポイントを重ねた。
第8ゲームでブレークを許すが、続く第9ゲームでブレークバックに成功。思うように展開できずに天を仰ぐセレナとは対照的に淡々と試合を運ぶ大坂は、第10ゲームの自身のサービスをきっちりキープして6-4で戦いに終止符を打った。
これで決勝進出が決まった大坂。2度目のタイトルを懸けて戦う決勝の相手は、ジェニファー・ブレイディ(24位/アメリカ)。ブレイディとは昨夏の全米オープンで対戦しており、その時は大坂が勝利しているが、試合はフルセットにもつれ込む接戦となっている。
多くのテニスファンが注目する全豪オープン女子シングルス決勝は、2月20日(土)午後7時30分(日本時間午後5時30分)開始となる。
構成●スマッシュ編集部
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