テニス四大大会『全豪オープン』（２月８日～21日／オーストラリア・メルボルン）は、大会13日目の20日に女子シングルス決勝を実施。第３シードで世界ランク３位の大坂なおみが、第22シードで24位のジェニファー・ブレイディ（アメリカ）を６－４、６－３で下し、２年ぶり２度目の優勝を飾った。

　自身のサービスの第２セット第10ゲーム、40―０と３本のマッチポイントを迎えた大坂。強烈なファーストサービスをセンターに叩き込み、やっとの思いでこれに触れたブレイディの返球がベースラインを飛び越していく。

　勝利を確信した瞬間、はにかみながらラケットを頭上に持ち上げて、ぴょんと小さくジャンプした大坂は、安堵と喜びの入り混じった笑顔をこぼしながら、相手との健闘を称え合うためにネットに歩み寄っていった。
  　そんな大坂の印象的なリアクションに、全豪オープンの公式ツイッターが注目。「（優勝の）その瞬間」というキャプションと共に動画を公開している。

　この投稿には、大坂のファンをはじめとした多くのテニスファンが反応。「おめでとうクイーン」「君こそスーパースターだ！」「ブラボー、なおみ！君は偉大なチャンピオンだよ」といった祝福のコメントが寄せられている。

　これでグランドスラム４勝目を挙げた大坂。パワフルなプレースタイルと、それと相反するようなキュートな内面で、ますます人気を高めていく彼女だが、きっとこれからも多くのビッグタイトルを獲得していくのだろう。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】２度目の全豪オープン制覇！メルボルンで躍動した大坂なおみ！