男子テニスの錦織圭は3月8日から、今季4大会目となる「オープン13」(フランス:マルセイユ/インドアハード/ATP250)に第6シードで出場する。初戦の相手は地元出場で世界93位のピエール‐ユーグ・エルベール(フランス)に決定した。
【PHOTO】復活の兆しを見せる錦織圭の厳選ギャラリーを振り返り!
先週は1回戦でフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)を破って今季初勝利を挙げ、2回戦ではアレックス・デミノー(オーストラリア)に勝利した錦織。準々決勝で敗退したが、2019年ウィンブルドン以来となる8強進出を果たした。この活躍について、英スポーツメディア『sportskeeda』は“復活の兆し”と捉えているようだ。
次戦のプレビュー記事を掲載した同メディアは、調子を上げている錦織について「先週のロッテルダムで、怪我復帰からへ苦しい戦いに終止符を打った」と評価。ボルナ・チョリッチ(クロアチア)に惜敗を喫して4強進出はならなかったが、「オランダでの躍進は、マルセイユへと向かう彼の自信を深めることは間違いない」と続けている。
さらにプレー内容に関しては「バックハンドとカウンターパンチの技術はかつてのレベルには達していないかもしれないが、確実に改善の兆候を見せている」とコメント。次戦のエルベールを「ダブルスでの経験が豊富でネットプレーの技術に優れており、インドアではそれが有利に働く可能性がある」と分析したうえで、「現時点では錦織の方が調子が良いので、この試合では有利になるかもしれない」と予想した。
そのほかにも先週の錦織の活躍にはテニス界の注目が寄せられており、ATPツアー公式サイトは「なぜニシコリはサーブモーションを変えたのか」と特集記事をアップ。ポルトガルのスポーツメディア『レコード』のホセ・モルガド記者も、チョリッチ戦を「ハイクオリティーな試合だった」と称賛し、現在の錦織について「本来の姿を戻しつつある」と感想を述べている。
2019年のブリスベン国際以来、2年ぶりのツアー優勝を狙う錦織。第1シードに世界3位のダニール・メドベージェフ(ロシア)、第2シードにステファノス・チチパス(ギリシャ)と強豪がひしめく今大会で、どんな活躍を見せてくれるのか。そのパフォーマンスに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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先週は1回戦でフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)を破って今季初勝利を挙げ、2回戦ではアレックス・デミノー(オーストラリア)に勝利した錦織。準々決勝で敗退したが、2019年ウィンブルドン以来となる8強進出を果たした。この活躍について、英スポーツメディア『sportskeeda』は“復活の兆し”と捉えているようだ。
次戦のプレビュー記事を掲載した同メディアは、調子を上げている錦織について「先週のロッテルダムで、怪我復帰からへ苦しい戦いに終止符を打った」と評価。ボルナ・チョリッチ(クロアチア)に惜敗を喫して4強進出はならなかったが、「オランダでの躍進は、マルセイユへと向かう彼の自信を深めることは間違いない」と続けている。
さらにプレー内容に関しては「バックハンドとカウンターパンチの技術はかつてのレベルには達していないかもしれないが、確実に改善の兆候を見せている」とコメント。次戦のエルベールを「ダブルスでの経験が豊富でネットプレーの技術に優れており、インドアではそれが有利に働く可能性がある」と分析したうえで、「現時点では錦織の方が調子が良いので、この試合では有利になるかもしれない」と予想した。
そのほかにも先週の錦織の活躍にはテニス界の注目が寄せられており、ATPツアー公式サイトは「なぜニシコリはサーブモーションを変えたのか」と特集記事をアップ。ポルトガルのスポーツメディア『レコード』のホセ・モルガド記者も、チョリッチ戦を「ハイクオリティーな試合だった」と称賛し、現在の錦織について「本来の姿を戻しつつある」と感想を述べている。
2019年のブリスベン国際以来、2年ぶりのツアー優勝を狙う錦織。第1シードに世界3位のダニール・メドベージェフ(ロシア)、第2シードにステファノス・チチパス(ギリシャ)と強豪がひしめく今大会で、どんな活躍を見せてくれるのか。そのパフォーマンスに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部