前週に行なわれたドバイで今季2度目の8強進出を果たすなど、徐々に復調の兆しを見せている男子テニスの錦織圭。3月24日からはマイアミ・オープン(アメリカ:マイアミ/ハードコート/ATP1000)に出場を予定している。
【PHOTO】ツアー8強入りも!2021年の錦織圭を厳選ショットで特集!
今季初となるマスターズ開幕を前に、ATP公式サイトは「私のマスターズ1000:ケイ・ニシコリ」と題して、錦織の特集記事を掲載。これまで出場してきたマスターズでの思い出や、今後への抱負について本人が語っている。
キャリアで4度、マスターズの決勝に進出している錦織だが、その中でも「最高の勝利」として選んだ大会は18年のモンテカルロだ。当時、右手首のケガからの完全復帰を目指していた中、同大会では格上の選手を次々と破って決勝へ進出。当時1位のラファエル・ナダルに敗れたものの、「あの大会が大きな自信を与えてくれた。怪我から復帰してからすごい苦労していて、あの大会からいろいろなことが変わった」という。
また「最も過酷な試合」として錦織が選んだのは、2014年のマドリード決勝戦だ。対戦相手はまたしてもナダルだが、このときは第1セットを奪い、第2セットも一時は4ー2とリード。クレーの王者に対して試合を支配していた。
錦織は「最高の試合で最高のスタートを切ることができた。目を閉じて打ち込んで、それがすべて入っていったんだ」と振り返るが、第2セットからは腰痛が再発し、第3セットで途中棄権。「いい思い出になったけど、ラファに勝つチャンスがあっただけに悲しい気持ちだったよ」とコメントしている。
さらに、夢の対戦相手について聞かれると「ロジャー(フェデラー)と対戦したい。彼は僕のアイドルだから」と回答。「彼はきっとあと2、3年はプレーするはず」と続けると、「引退する前にあと2、3回は対戦したい。それが決勝戦だったらいいね」と再戦を望んでいる。
構成●THE DIGEST編集部
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今季初となるマスターズ開幕を前に、ATP公式サイトは「私のマスターズ1000:ケイ・ニシコリ」と題して、錦織の特集記事を掲載。これまで出場してきたマスターズでの思い出や、今後への抱負について本人が語っている。
キャリアで4度、マスターズの決勝に進出している錦織だが、その中でも「最高の勝利」として選んだ大会は18年のモンテカルロだ。当時、右手首のケガからの完全復帰を目指していた中、同大会では格上の選手を次々と破って決勝へ進出。当時1位のラファエル・ナダルに敗れたものの、「あの大会が大きな自信を与えてくれた。怪我から復帰してからすごい苦労していて、あの大会からいろいろなことが変わった」という。
また「最も過酷な試合」として錦織が選んだのは、2014年のマドリード決勝戦だ。対戦相手はまたしてもナダルだが、このときは第1セットを奪い、第2セットも一時は4ー2とリード。クレーの王者に対して試合を支配していた。
錦織は「最高の試合で最高のスタートを切ることができた。目を閉じて打ち込んで、それがすべて入っていったんだ」と振り返るが、第2セットからは腰痛が再発し、第3セットで途中棄権。「いい思い出になったけど、ラファに勝つチャンスがあっただけに悲しい気持ちだったよ」とコメントしている。
さらに、夢の対戦相手について聞かれると「ロジャー(フェデラー)と対戦したい。彼は僕のアイドルだから」と回答。「彼はきっとあと2、3年はプレーするはず」と続けると、「引退する前にあと2、3回は対戦したい。それが決勝戦だったらいいね」と再戦を望んでいる。
構成●THE DIGEST編集部