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海外テニス

元ジュニア世界1位の望月慎太郎がATPマスターズ1000本戦デビュー!初戦でコキナキスと対戦〈SMASH〉

スマッシュ編集部

2021.03.24

17歳にしてATPマスターズ1000大会への出場権をつかんだ望月。(C)Getty Images

17歳にしてATPマスターズ1000大会への出場権をつかんだ望月。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク654位の望月慎太郎が、『マイアミ・オープン』(アメリカ・マイアミ/ハード/ATP1000)の予選決勝で、同168位のエミリオ・ゴメス(エクアドル)に6-1、6-2と完勝。自身2度目となるATPツアー本戦出場を決めた。

 今大会は予選ワイルドカード(主催者推薦)を獲得していた望月。1回戦を相手の棄権により勝ち上がると、予選決勝となる2回戦では格上のゴメスに対して計4度のブレークに成功。特に相手の2ndサービスの際に、75%と高い確率でポイントを獲得し、1時間8分で勝利を決めた。

 望月は2月のシンガポール・オープンでツアーデビューを果たしたばかり。弱冠17歳にして、グランドスラムに次ぐ規模のATPマスターズ1000大会本戦のコートを踏むことになる。

 この記念すべき勝利の後、望月は自身のインスタグラムを更新し、大会会場にあるハードロック・スタジアムの清々しい写真と共に「マイアミ・オープンの本戦に入りました!」と、英語で喜びのコメントを投稿した。
 
 本戦では同じく予選勝者のタナシ・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。コキナキスは、2015年に19歳という若さで世界69位まで登り詰めた早咲きの選手。

 最近はケガに泣かされて243位と大きくランキングを落としているが、先の全豪オープンでは初戦を突破し、2回戦で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を相手に4時間32分の死闘を演じるなど好調な様子だ。そんなコキナキスに対し、望月がどのような戦いを見せてくれるのか、注目が集まる。

 今大会の予選には、日本から添田豪(147位)と伊藤竜馬(206位)も参戦していたが、いずれも初戦敗退。その他では錦織圭(39位)、西岡良仁(66位)、内山靖崇(110位)といった面々が本戦にストレートインしている。

構成●スマッシュ編集部

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