女子テニス世界ランク2位の大坂なおみがITF(国際テニス連盟)のインタビューに応じ、東京オリンピックへの想いを語った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響から1年延期となり、今年7月の開催を予定している東京オリンピック。テニス競技のシングルス出場権は今年の全仏オープン(5月30日~6月13日/フランス・パリ/グランドスラム)終了後に更新される世界ランキングが基準となり、男女1か国および地域最大各4人、上位56人の選手に付与されるため、大坂は完全に射程圏内を捉えている。
23歳にしてグランドスラムを4度制覇するなど、女子テニス界で多くの功績を残してきた大坂には日本勢初の金メダル獲得へ期待は高まるばかりだ。
インタビューで大坂は「東京オリンピックでプレーすることをとても楽しみにしています」と語ったうえで、「日本を代表することは、私にとって大きな意味がある。私が生まれた場所であり、母の母国でもあるから、間違いなく出られることには興奮すると思う」とコメント。また、「まだ7月にもなっていないから、冷静にならないといけないけど、金メダルを獲ることを夢見ています」とすでに大きな目標を掲げているようだ。
その後、インタビュアーからオリンピックの思い出を問われた大坂は、2016年のリオ・オリンピックで陸上男子100メートル競技の金メダルを獲得したウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)を挙げた。
「ボルトさんの走りを見られたことは今でも印象に残っています。彼は私も家族も大好きな選手で、父も彼の走りが大好きだったから、ずっと彼を見ていました」
そんな中、大坂には東京オリンピックの開会式で旗手を務めるのではないかという声が数多く上がっており、以前には一部メディアでもその計画の実現へ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、大坂に熱視線を送っていることが報じられていた。
それについて特に触れることはなかったが、最後に大坂は「オリンピックといえば、もちろん開会式が思い浮かぶ。絶対に他にはないものになると思うし、一生の思い出にもなるだろう」とインタビューを締めくくった。
まずは東京オリンピックが無事に開催されることが前提だが、大坂には表彰台の最も高い場所へ登る姿を見せてもらいたい。
文●中村光佑
【PHOTO】大坂がグランドスラム4勝目を挙げた全豪オープンのスナップ集
新型コロナウイルス感染拡大の影響から1年延期となり、今年7月の開催を予定している東京オリンピック。テニス競技のシングルス出場権は今年の全仏オープン(5月30日~6月13日/フランス・パリ/グランドスラム)終了後に更新される世界ランキングが基準となり、男女1か国および地域最大各4人、上位56人の選手に付与されるため、大坂は完全に射程圏内を捉えている。
23歳にしてグランドスラムを4度制覇するなど、女子テニス界で多くの功績を残してきた大坂には日本勢初の金メダル獲得へ期待は高まるばかりだ。
インタビューで大坂は「東京オリンピックでプレーすることをとても楽しみにしています」と語ったうえで、「日本を代表することは、私にとって大きな意味がある。私が生まれた場所であり、母の母国でもあるから、間違いなく出られることには興奮すると思う」とコメント。また、「まだ7月にもなっていないから、冷静にならないといけないけど、金メダルを獲ることを夢見ています」とすでに大きな目標を掲げているようだ。
その後、インタビュアーからオリンピックの思い出を問われた大坂は、2016年のリオ・オリンピックで陸上男子100メートル競技の金メダルを獲得したウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)を挙げた。
「ボルトさんの走りを見られたことは今でも印象に残っています。彼は私も家族も大好きな選手で、父も彼の走りが大好きだったから、ずっと彼を見ていました」
そんな中、大坂には東京オリンピックの開会式で旗手を務めるのではないかという声が数多く上がっており、以前には一部メディアでもその計画の実現へ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、大坂に熱視線を送っていることが報じられていた。
それについて特に触れることはなかったが、最後に大坂は「オリンピックといえば、もちろん開会式が思い浮かぶ。絶対に他にはないものになると思うし、一生の思い出にもなるだろう」とインタビューを締めくくった。
まずは東京オリンピックが無事に開催されることが前提だが、大坂には表彰台の最も高い場所へ登る姿を見せてもらいたい。
文●中村光佑
【PHOTO】大坂がグランドスラム4勝目を挙げた全豪オープンのスナップ集