男子テニス世界ランク28位のファビオ・フォニーニ(イタリア)は、先週に行なわれたバルセロナ・オープンの2回戦で線審への侮辱により失格となった件で、「イメージを著しく損なわれた」としてATP(男子プロテニス協会)への賠償請求を検討していると明かした。
この試合で世界147位(当時)のベルナベ・サパタ・ミラージェス(スペイン)と対戦していたフォニーニは、ブレークピンチの場面で線審からフットフォールトの判定を受け、これをきっかけにポイントを失うと、納得がいかず線審に向かって声を荒げた。
これが線審への侮辱とみなされフォニーニは失格処分に。これにもちろん本人は激しく抗議したが、判定が覆ることはなく、コートの去り際にはネットにラケットを叩きつけて破壊し、不満を爆発させていた。
フォニーニは試合後の記者会見で、「やってないことで罰せられた」とコメントし、さらに「判定は不可解なもので今後はこれを調査していくつもりだ」と述べていたが、今回イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』のインタビューでこの意向を再び強調した。
「大きな間違いに対する謝罪を求める。もし控訴が却下されたらすべてを弁護士の手に委ねて、(自分の)イメージに深刻なダメージを与えたことに対する賠償をATP側に求めるつもりだ」
また、暴言を吐いたことについては「線審を侮辱してはいない。イライラして独り言を言っただけだ」と説明。「世界で一番大切な子どもたちに誓う。私はもうすぐ34歳で、20年間プロとしてプレーしてきた。もし自分が誰も侮辱していないと言えば、みんな私を信じてくれるはずだ」と述べている。
なお、この件に関してATP側からのコメントはまだ出ていない。
構成●スマッシュ編集部
この試合で世界147位(当時)のベルナベ・サパタ・ミラージェス(スペイン)と対戦していたフォニーニは、ブレークピンチの場面で線審からフットフォールトの判定を受け、これをきっかけにポイントを失うと、納得がいかず線審に向かって声を荒げた。
これが線審への侮辱とみなされフォニーニは失格処分に。これにもちろん本人は激しく抗議したが、判定が覆ることはなく、コートの去り際にはネットにラケットを叩きつけて破壊し、不満を爆発させていた。
フォニーニは試合後の記者会見で、「やってないことで罰せられた」とコメントし、さらに「判定は不可解なもので今後はこれを調査していくつもりだ」と述べていたが、今回イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』のインタビューでこの意向を再び強調した。
「大きな間違いに対する謝罪を求める。もし控訴が却下されたらすべてを弁護士の手に委ねて、(自分の)イメージに深刻なダメージを与えたことに対する賠償をATP側に求めるつもりだ」
また、暴言を吐いたことについては「線審を侮辱してはいない。イライラして独り言を言っただけだ」と説明。「世界で一番大切な子どもたちに誓う。私はもうすぐ34歳で、20年間プロとしてプレーしてきた。もし自分が誰も侮辱していないと言えば、みんな私を信じてくれるはずだ」と述べている。
なお、この件に関してATP側からのコメントはまだ出ていない。
構成●スマッシュ編集部