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「2、3大会に出場したら…」元世界12位のトロイツキが引退へ。今後はコーチとして活動するプラン明かす<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.04.30

今シーズン限りでの引退を表明したトロイツキ。(C)Getty Images

 男子テニス元世界ランク12位のビクトル・トロイツキ(セルビア)が、地元メディアのインタビューで引退の意向を明かした。

 海外メディア『UBITENNIS』によると、トロイツキはこのインタビューで「あと2~3のトーナメントに出場したら、永久に引退するつもりだ」と語っているという。なお、トロイツキが今後どのトーナメントに出場するのかはまだ明言されていない。

 彼は一昨年のデビスカップ・ファイナルズで、母国セルビアのチームキャプテンを務めたトロイツキは、その際に「選手としての将来はツアーでの成績にかかっている」と述べていたが、今シーズンはまだ1度も勝ち星を挙げられないでいる。
 
 これまでツアー3タイトルを獲得し、2011年6月にはキャリアハイの世界12位を記録したトロイツキ。そんな彼も今年で35歳を迎え、ランキングも195位と低迷している。

「今年で終わりにすることには納得している」というトロイツキだが、今後のプランについては「他の関連の仕事に切り替えているが、コーチとしての仕事が多い。新しい仕事、新しいチャレンジを楽しみにしているし、うまくいくことを願っているよ」と明かした。

構成●スマッシュ編集部

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