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海外テニス

大坂なおみがローレウス『年間最優秀女子選手賞』を初受賞!最優秀男子選手賞はナダル、生涯功労賞にはキング氏が選出<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.07

初受賞の喜びを明かした大坂なおみ。写真:Laureus PR事務局

初受賞の喜びを明かした大坂なおみ。写真:Laureus PR事務局

 女子テニス世界ランク2位の大坂なおみ(日清食品)が、現地5月6日に発表されたローレウス世界スポーツ賞2021にて『年間最優秀女子選手賞』を日本人で初めて受賞した。ローレウス賞の受賞は、2019年の年間最優秀成長選手賞に続き2度目のこと。

 昨年の全米オープン、今年の全豪オープンとグランドスラム2連勝を成し遂げた大坂。競技外でも、アフリカ系アメリカ人への差別撤廃を訴える「Black Lives Matter」の活動を積極的に行なっていたことなどが評価され、受賞に至ったようだ。

 ローレウスによるプレスリリースには、受賞に際しての大坂のコメントも掲載されており、その中で彼女は「受賞できたことを心から嬉しく思っています」と喜びをかみしめている様子だ。

 また、自身のコート内外での活動については「私は自分に自信がなくて、周囲からどう思われているか心配になり、行動に移すのを何度もためらいました」としつつも、「その機会があるなら、行動することがとても大切だと思いました。今後の目標は、できる限り多くの人をサポートし、できる限り多くの人に 影響を与え、もっと影響力のある、良い人間でありたいと思っています」と語っている。
 
 なお、『年間最優秀男子選手賞』は世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)が受賞。昨年の全仏オープンで自身の持つ最多優勝記録を13に更新し、ロジャー・フェデラー(スイス)と並ぶグランドスラム20勝を達成したナダルは、2006年の最優秀成長選手賞、11年の最優秀男子選手賞、そして14年最優秀復帰選手賞に続いて4度目の受賞となる。

 この他のテニス界からは、単複通算でグランドスラム39勝を上げたレジェンド、ビリー・ジーン・キングさんが『生涯功労賞』を受賞。長年に渡り平等と公平性を掲げ、男女平等を支援してきた先駆者としての活動が認められての選出となった。

構成●スマッシュ編集部

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