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海外テニス

女子テニスの土居美咲と日比野菜緒が米国でワクチン接種!「安心感はあるが、副反応が辛かった」と体験談を公開<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.15

ワクチン接種の体験談を綴った土居(左)と日比野(右)。(C)Getty Images

ワクチン接種の体験談を綴った土居(左)と日比野(右)。(C)Getty Images

 女子テニスの土居美咲(ミキハウス)と日比野菜緒(ブラス)が、それぞれ自身のツイッター(@MisakiDoiTennis)とインスタグラム(@naohibino_1128)を更新。3~4週間前にアメリカで新型コロナウイルスのワクチンを接種し、「参考になれば」と自らの体験談やワクチンに対する思いを公表。日比野はワクチンを打たれている姿も投稿した。

 WTAでは選手へのワクチン接種を推奨しており、接種済みの選手はPCR検査の回数減少や移動後の隔離期間が免除されるなどの待遇があり、土居は「移動が多い選手にとっては多少制限が緩和され、そして以前よりは安心感があります」と綴っている。

 しかし2人とも副反応には悩まされたようだ。土居は「2日ほどは頭痛、身体の節々の痛み、そして熱は38度以上出てダウン」。一方、接種した日の夜に今までで一番辛い体調不良に見舞われたという日比野は「インフルエンザにかかった時よりはるかに強い倦怠感、頭痛、寒気、筋肉の痛みなど本当に辛かったです。次の日の朝はだいぶ和らぎましたが、軽い頭痛が日中も続きました。針を刺した幹部から腕にかけての筋肉痛は約一週間ほど残りました」と明かした。

 また、土居の周囲では「若い人(選手達)は直後の副反応が酷い人が多く、コーチや大会関係者などは比較的症状が軽い傾向にある」としながらも「いずれにせよ人によって反応は違うようです」という。
 
 ワクチン接種に対する意見が様々出ている中で、日比野は「今まで通りの生活を取り戻すためにはワクチンが一つのゴールのように言われています。たしかに、私たちのように海外へ頻繁に行く人にとっては大きな味方になるとも考えています。でも長期的な安全性は未知数ですし、基礎疾患のない人にとってコロナはそれほど恐れる病気ではないとなると……自分でしっかり調べて、自分のための選択が必要になってくると思います」と心境を語った。

 日本各地でも徐々にワクチン接種が始まっている。彼女らの“生の声”はきっと多くの人々の参考になるだろう。

構成●スマッシュ編集部

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