ビヨン・ボルグ、ステファン・エドバーグと並んで、スウェーデンの男子テニス界の黄金期を築いた3強豪のひとりであるマッツ・ビランデル氏が、ウインブルドンを欠場した大坂なおみについて「さらに強くなって帰って来るだろう」と語っている。
大坂は先の全仏オープンで、自身のメンタルヘルスを守るために“記者会見ボイコット”を宣言。これが大きな騒動に発展したが、大坂はこれを「意図していなかった」として、大会から身を引くことで事態を収拾しようと棄権を表明した。
さらに「2018年の全米オープン以来、長い間うつ病に悩まされてきて、それに対処するのに本当に苦労した」と心の病を患っていたことを告白し、同時に「今後については一度コートを離れたい」と明かしていた。
ウインブルドンの欠場については、大坂の代理人から発表され、加えて「現在は友人や家族と過ごすプライベートな時間を大切にしている」と大坂の現状を報告している。
ビランデル氏は海外メディア『ユーロスポーツ』の番組で、これについて「彼女がウインブルドンを辞退したことはさほど驚きではなかった」とコメント。「パリでの出来事の後では、ウインブルドンは少しばかり(開催時期が)近すぎると思う。3~4週間でメンタルヘルスを回復できるかは疑問だ。だから彼女は正しい判断をしたと思う」と大坂の決断に理解を示した。
大坂の代理人は、大坂のウインブルドンの欠場と同時に、東京オリンピックに照準を合わせていることを明かしていたが、ビランデル氏はこれについても、「ウインブルドンをスキップして、オリンピックに備えるという彼女の決断に完全に同意する」と納得している様子だ。
さらに、今回の一連の経験が大坂をさらに強くするとして、「彼女は私たちが想像する以上に、この経験から学ぶことが多いのではないかと思う。だから、彼女がハードコートに戻ってきたときには、これまで以上に強くなっていることを期待しているよ」と明かした。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】18年の全米初優勝など、大坂なおみのキャリアを写真で振り返る
大坂は先の全仏オープンで、自身のメンタルヘルスを守るために“記者会見ボイコット”を宣言。これが大きな騒動に発展したが、大坂はこれを「意図していなかった」として、大会から身を引くことで事態を収拾しようと棄権を表明した。
さらに「2018年の全米オープン以来、長い間うつ病に悩まされてきて、それに対処するのに本当に苦労した」と心の病を患っていたことを告白し、同時に「今後については一度コートを離れたい」と明かしていた。
ウインブルドンの欠場については、大坂の代理人から発表され、加えて「現在は友人や家族と過ごすプライベートな時間を大切にしている」と大坂の現状を報告している。
ビランデル氏は海外メディア『ユーロスポーツ』の番組で、これについて「彼女がウインブルドンを辞退したことはさほど驚きではなかった」とコメント。「パリでの出来事の後では、ウインブルドンは少しばかり(開催時期が)近すぎると思う。3~4週間でメンタルヘルスを回復できるかは疑問だ。だから彼女は正しい判断をしたと思う」と大坂の決断に理解を示した。
大坂の代理人は、大坂のウインブルドンの欠場と同時に、東京オリンピックに照準を合わせていることを明かしていたが、ビランデル氏はこれについても、「ウインブルドンをスキップして、オリンピックに備えるという彼女の決断に完全に同意する」と納得している様子だ。
さらに、今回の一連の経験が大坂をさらに強くするとして、「彼女は私たちが想像する以上に、この経験から学ぶことが多いのではないかと思う。だから、彼女がハードコートに戻ってきたときには、これまで以上に強くなっていることを期待しているよ」と明かした。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】18年の全米初優勝など、大坂なおみのキャリアを写真で振り返る