ウインブルドンでの3度の優勝を含む、グランドスラム6勝を誇る元世界ランク1位のボリス・ベッカー氏は、先のウインブルドンで準々決勝敗退を喫したロジャー・フェデラー(スイス/9位)について、「もうウインブルドンに戻ってくることはないかもしれない」と語っている。
現地7月7日に行なわれたウインブルドン男子シングルス準々決勝で、第6シードのフェデラーは第14シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/11位)に3-6、6(4)-7、0-6のストレートで敗退。
ウインブルドンでは2002年以来となるストレート負けで、特に最終セットについてはなにもできないでいるフェデラーの姿に衝撃を受けたファンも多いだろう。フェデラー自身も落胆した様子で、試合後には「10年、15年、20年前にはとてもシンプルで普通にできていたことが、今では自然にできなくなってしまっている」と、衰えによるパフォーマンスの低下を明言した。
海外メディア『tennishead』によると、ベッカー氏はフェデラーについて「準々決勝で起きたことを考えると、彼が来年の夏にウインブルドンに戻ってくることはないような気がする」とコメント。フルカチュに対して手も足も出せなかったことは、「彼にとっても大きなショックだっただろう」との見解を示した。
また最後には、「彼は引退を考えながらロンドンに来たとは思わないが、今はそれを考えているかもしれない。フルカチュに負けたことで状況が変わったのだ」として、今回の敗戦が引退時期にも影響すると予想している。
構成●スマッシュ編集部
現地7月7日に行なわれたウインブルドン男子シングルス準々決勝で、第6シードのフェデラーは第14シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/11位)に3-6、6(4)-7、0-6のストレートで敗退。
ウインブルドンでは2002年以来となるストレート負けで、特に最終セットについてはなにもできないでいるフェデラーの姿に衝撃を受けたファンも多いだろう。フェデラー自身も落胆した様子で、試合後には「10年、15年、20年前にはとてもシンプルで普通にできていたことが、今では自然にできなくなってしまっている」と、衰えによるパフォーマンスの低下を明言した。
海外メディア『tennishead』によると、ベッカー氏はフェデラーについて「準々決勝で起きたことを考えると、彼が来年の夏にウインブルドンに戻ってくることはないような気がする」とコメント。フルカチュに対して手も足も出せなかったことは、「彼にとっても大きなショックだっただろう」との見解を示した。
また最後には、「彼は引退を考えながらロンドンに来たとは思わないが、今はそれを考えているかもしれない。フルカチュに負けたことで状況が変わったのだ」として、今回の敗戦が引退時期にも影響すると予想している。
構成●スマッシュ編集部